もう冬になりかかってるのかも・・・・

昨日もいつものように真夜中のウォーキングに出たら、東の空にオリオン座が昇ってきてる。なにか、毎日空を見ていても、空の下の方(っていう言い方もオカシイけど)に雲があることが多く、例えば肩の辺りは見えても腰の3つ星までは見えてなかったりって感じだったのね。でも、昨日はちょうどその辺りがきれいに晴れていて、完全に「オリオン座」とわかった。季節は確実に進んでる。



そうそう、昨日の夜は雲も結構沢山あったけど、晴れてる部分の空はものすごく濃く、星はクッキリと見えて本当に輝いていた。白鳥座の頭の辺りから天の川に沿うようにぐる〜っとオリオン座の辺りまで、本当に星が敷き詰められてるみたい。なんだか「これでもか!」ってくらいに、星がみんなで笑ってるみたいだった。

夏休みの子供電話相談(室?)で都会の空では1等星だか2等星だかくらいまでしか見えなくて、星は30個くらいしか見えないと言っていた。(それがどんなに都会の話かはわからないけど。)なんか「マぢで?」って思う。そんな淋しい空しか見えないの?もちろんしょうがないことだと思うけど、それって人生に於いてものすごく損をしてると思う。


あ、でもそんなのは「田舎にはコンサートやライブに来てくれる人がいない」っていうのと同レベルの問題か?ま、何処に住んでようとメリット、デメリットがあるってことなのかな。プラマイ0ってこと。
選べるとしたら、個人的には星が見えるメリットを採る。



そういえば、オーストラリアを旅行した時に「夜の動物&星観察ツアー」みたいなのに参加して、それって本当に山の中に入っていって夜空を見るのよ。だから本当に闇が濃くて街の光なんか全然入ってこない。だから星が本当によく見える。一緒に参加してた人達はみんな「すごぉーい!!」ってものすごく感動してた。けど、実は私はそんなに感動しなかった。っていうか、星は確かに沢山見えたんだけど、何時も見てるのとは見てる場所が違うから比較って出来ないじゃない。見えてるものが違うんだから。そんなわけでいつもより多く見えてるのか少ないのかよくわからなかった。あ、もちろん本当に沢山クッキリ見えるのよ。それは本当。南十字星も見えて、「本当に十字に見えるんだなぁ〜」って思った。


星がよく見える条件というのを私は知らないんだけど、湿度とか低かったらよく見えるの?とにかくたまにものすごく「今日はどうしちゃったの?」っていうくらい星がよく見える時があって、昨日はそういう日。雲がある場所はもちろん見えないんだけど、雲のない場所は本当にもう隙間がないくらいに星がいる。なにか、アニメとかの見すぎだと思うけど、ジィ〜っと見てると蛍みたいに動き出すんじゃないかなって思う。
そして、なんだかよくわからないけど、悲しいのかな、切ないのかな、なんだか不思議な気分になって泣けてくる。