火星に小惑星が衝突するかもしれないって

面白いというよりは興味津々。その時を待っている。


NASA(米航空宇宙局)の地球接近天体計画事務局(←そういう部署があるのね・・・)は最近発見された小惑星「2007WD5」が1/75の確率で火星に衝突するっていう推計結果を発表したんだって。
(最も可能性の高い推計では火星から約5万キロ離れたところを通過するそうだ。)


普通に考えて七十五分の一っていったら「当たらないんじゃないの?」って思うけど、「天文学の世界」としたらものすごく「当たりそう」な感じがする。だってさ、二桁でしょ、すごいよね。これ、もし1/10くらいだったら「絶対に当たるんじゃないの?」くらいな感じじゃない?
新聞にも「天体の衝突確率としては極めて高い数値」と書いてあった。


この小惑星は直径約50mで、11月20日に発見されて「要注意リスト」に登録されたらしいけど、発見前の11月1日には地球から750万キロ離れたところを通過したんだって。(っていうか、一番近づいた時に発見出来てないのではあまり意味がないように思うのですが・・・。)


衝突するとしたら火星の赤道辺りを直撃し、相当量の土砂が大気中に舞い上がるとのこと。(直径1キロのクレーターが出来るそうだ。)これは広島原爆の約188倍の威力。



日本時間2008年1月30日午後7時55分頃。