おもちのこげめ

網で家族みんなのお餅を焼いていた。
みんなそれぞれ微妙に好みが違う。
あたしは焦げ目は別についていなくても中まで柔らかければそれでいい。息子は外側は焦げ目がついていてパリッとしているのがいいらしい。

ちょっとうっかりしていたら私の分のお餅が結構焦げ焦げ。
息子は焦げ目がついているのがいいらしいから
「これ、ちょっと焦げすぎちゃったけど、これくらいまで焼くの?」
「いや、それはちょっと・・・。」
「だって焦げてるのがいいんでしょ?」
「それは焦げすぎ。オレはね・・・狐色よりもうちょっと濃い狼色ぐらいがいいかな・・・。」
「これ、狼色じゃん。」
「それは・・・狼色じゃないでしょ、もう熊色じゃん。」


細かいのぉ・・・。