一ヶ月くらいも経って、ようやく新しい靴で走っている。
びぃ〜〜〜っくりするくらい調子がいい。
ホント、靴の「威力」にビックリしている。
実は、新しい靴を買うまで・・・と思って履いていた靴は本当に足に合わない靴で（でも、たぶん普通に少し歩く程度ならその靴でも特に問題ないとは思ってるんだけど・・・）最近ではウォーキング＆ジョギングが億劫になってたのよね。なぁ〜んか面倒くさいなぁ・・・みたいな感じで。
だから距離も、あたしは勝手に最短が７〜８キロ、最長が１２〜１３キロまで１キロ刻みくらいで何種類かコースを決めてるんだけど、一番短いコースを行くことが多かった。
それに実際、長く走りたくても疲れちゃって「もうダメだぁ〜・・・」みたいに途中で短いコースに変えちゃったりもしてたし。
で、コースの途中にゴール（なんの？）を決めてるんだけど、そこまで走ったらそこからは歩くことにしてる。
それがさ、新しい靴で走ると、とにかく足が軽い。そんな、大したことないスピードで走ってる人間が「足が軽い」なんてエラソーに言いたくないけど、でも言葉で言うとしたらそれが一番ピッタリな気がする。なんだろう、上手く言えないけど、歩いても走っても全然足が痛くなってこないし。もうね、妄想だってのはわかってるけど、何処までも走っていけそうな気さえしてくる。
そりゃね、長く走れば疲れてくるし、息も苦しいし、カッコ良くなんて走ってないけど、気持ちは「ふふ〜ん♪」みたいな、鼻歌まじりな気分なの。
すごいな、スポーツメーカーの靴って本当にすごいなって思ってる。こんな靴を作ってくれて有難う。そしてこんなフツーのおんながそういうものを手に出来る世の中にも有難うと言いたい。
そして、自分自身にビックリしているんだけど、なんか実はもっと走りたかったのかな。普段は歩くゴール以降の道も「ふふぅ〜ん♪」みたいな感じで走ってきた。
自分自身としてコワイ。
なんかさ、童話だっけ？「赤い靴」とかいうタイトルだっけ？違ってたら本当に申し訳ないんだけど、その靴を履いたら死ぬまで踊り続けなくちゃならないとかっていうお話ってなかったっけ？
なんかね、そんな気分。なにかにとりつかれたみたいに走らずにはいられないっていうか、走りたくなるっていうか・・・。
（イメージとしてすごくマイナスな譬えですが、別にイヤだってわけじゃないです。むしろ喜ばしい。）
