ダイヤモンド婚

最近の若者や都会の人(じゃなくてもこの辺りの人じゃなくちゃわからないのかな?)は知らないと思うけど、結婚するにあたって「親分」をお願いすることがある。
私とダンナが結婚する時にもこの「親分」をお願いした。
今じゃ「仲人」だってお願いすることって少ないんじゃないかな。私たちの時には「仲人」も「親分」も両方お願いした。

前にも書いたことがあるかもしれないけど、
「親分」というのは文字通り「親」となる人で、ホント、今時流行らないかもしれないけど、私がその親分さんを呼ぶ場合は「お父さん」「お母さん」と呼ばなくちゃならないの。(まぁ、強制ではないだろうけど慣例としてそれが普通。)
だから私は結婚してお父さんとお母さんが3人ずつになったわけ。
逆にお父さんとお母さんからすると私とダンナは「子分」となるわけ。
ちなみに、そのお父さんとお母さんちには跡継ぎ(っていう言い方も今時古いけど)として家に残っている子供がいるわけでしょ。私はその人のことは「お姉さん」「お兄さん」と呼んでいる。(これもまた強制ではないだろうけど慣例として普通。)
ダンナは流石に昔から知ってるから名前で呼んでるけど。


で、このまえ、そのお姉さんが、お父さんとお母さんがダイヤモンド婚だということで市(だったと思う)からお祝いをもらって、子供としてもお祝いしたいから予定が空いていれば・・・という話をしに家にやってきた。



あたしはお父さんとお母さんがダイヤモンド婚(結婚60年らしい)ということを知らなかったから、うわぁ〜本当にすごいなぁ〜と思った。
今は平均寿命も長くなっているから対象となる人も多いのかもしれないけど、それでも60年ていうのはすごいよね。
だってさ、結婚したって別れることになる場合だってあるし、不幸にも病気や事故で亡くなる場合だってある。
そういうことを考えると本当に「60年」てすごいと思う。


で、ふと実家の父と母のことを考えたら・・・ひょっとしてあと1年ぐらいで金婚式じゃないか?と思った。
なんかそういう長い時間を考えると、あたしとダンナなんかまだまだだなぁ〜・・・と思う。
ダンナはどうかわからないけど、あたしは今もダンナのことが大好きよ。