ジュエリーアーティスト

本屋さんで「ジュエリーアーティスト」の作品を紹介したみたいな本があったのでちょっと見てみた。
「アーティスト」っていうのはたぶん普通の作品もつくれて、更に芸術的なものを作っているんだと思う。でもそういうことを考えると、やっぱりあたしは彫金士(師じゃないですよ、それにまだ素人に毛が生えた程度だし)になりたいなって強く思う。
本に載ってた作品の中には普段から身につけられる感じのものもあったけど、例えば指輪にしても「それつけたら指、動かせないでしょ?」って思うようなのが多い。


確かにそもそも働くのに装飾品て不要なわけで、それを考えると「普段から身につけられる」必要性って全くない気もするけど・・・でも個人的には普通に生活している人が普通につけられるっていうのが理想かな。
ホラ、洋服でもさ、すごく奇抜なファッションショー向けのデザインてあるでしょ。(いや、お金持ちがどこかで普通に着てるのかもしれないけど。)
そういうのをつくるのってものすごい才能が必要なんだろうけど、あたしはそういう「すごい」ものはつくれなくてもいいかなって思う。なんかあたしが言うと単に負け惜しみか。


前にBUMPOFCHICKENの直井由文さんが前衛的な音楽を聞きに行った(なんかのフェスだったような気がする)時の話で「ああいうのは『アーティスト』だからさ、オレらは『ミュージシャン』だから・・・」みたいなことを言ってたことがあったの。それを聞いてた時も、あぁ、なんかわかる気がする・・・と思ったんだけど、今回その本の作品を見て、やろうとしていることは似てるのかもしれないけど方向は違うな・・・みたいなのを感じた。


アーティストってすごいね。