若さ

最近、自分自身の持ち物を整理というか処分というか・・・とにかく少なくしたいっていう気持ちがすごく強い。
別に何ヶ月か先には死ぬかもしれないっていう病気にかかっているってわけじゃない。
けどなんだろ、別に先のことなんかわからないっていうか、今必要なものがあればいいって感じ。
以前は「いつか使うかもしれない」みたいな気持ちが強くて(もちろん今もそういう気持ちが全くなくなったわけじゃないんだけど)なんでもかんでも残しておきたいって思ってた。
でも最近は本当に必要になった時に買えばいいかなって思う。そしてその時にお金がなくて買えなかったとしたら、それはもうしょうがないじゃんと思う。


モノに限らず写真とかね、そういうものに対してもおなじような気持ち。もちろんデジカメやら携帯やらに撮ったまま残してあるのも沢山あるよ。だからまだ「完全」ではないんだけど、なんかそんなの残しておいてもしょうがないみたいな気持ちになってる。
なんかね、心に残っていればいいじゃんて。そして忘れてしまうならそれはそれでしょうがない、忘れてしまう程度のことだったんだって思っちゃう。


だってさ、あたしがあたしとして残しておいたとしても死んだら誰かが処分するわけでしょ。その誰かがまたとっておくこともあるかもしれないし、捨てるかもしれない。でも「他人」のものの始末って困ると思うのよ。っていうか、あたしだったら困ると思う。懐かしい気持ちとか思い出として残しておきたいって思うものはあるかもしれないけど。でも逆になかったらないでたぶん特に残念な気持ちってないような気がするのよね。


自分が死んで捨てられるんだったら、別にその前に自分で処分しちゃっても別にどうってことないよ。



なんてことをちょうど友達にも話したところなんだけど、
今日たまたま業界紙みたいなのに同じようなことが書かれていて、「この先使うかもしれない」ととっておけるような気持ちが「若さ」だって。若いってそういうことだって書かれていた。
歳をとるとこの先とっておいても使うかどうかわからないし、使う確率の方が低いだろうなぁなんて考えちゃうんだって。
ってことは、あたしってもうすごく年寄りなのかもね。