お気に入り

今まで生きてきて最近ようやく気付いたこと。
お気に入りの中にも「レベル」か「種類」(どっちかわからない)があって、あたしの場合はこれが三つに分けられるように思う。


まず、すごく気に入っていてボロボロになるまで使うもの。
次にボロボロ手前までは使うけど、完全にボロボロにするには惜しくて使うのをやめるもの。
最後に気に入ってい過ぎて、もったいなくてなかなか使えないもの。


これ、「モノ」側にしてみたらどれが一番うれしいんだろう。
やっぱりボロボロになるまで使って最終的に「捨てられる」のが本望なのかなぁ・・・。



実際、用途にもよるのかもしれないけど、今も自分の中にこういうものがある。
ボロボロになるまで使うもので一番多いのは「靴」かな。運動靴(今じゃスニーカーっていうのかな)とか、毎日履く靴。
あたしってばオシャレとかそういうのってどーでもいい人なの。(そりゃ多少の好き嫌いはあるけど。)とにかく靴に求めるものって履き心地とそれを履いて走れるかってことだけ。一応余所行き用にヒールの高いのも持ってるけど、それは気に入ってるとかじゃなく必要だから持ってるだけ。で、「オシャレ」とかはどうでもいいからほぼ毎日同じ靴を履いてるわけ。そうすると当然壊れるのも早く・・・そろそろダメになりそうかな・・・ってタイミングで似たようなものを買う。だいたいこの繰り返し。
ボロボロ手前まで使ってその後仕舞うものは洋服かなぁ。すごく気に入っているから最初のうちはガンガン着る。でも洋服ってさ、擦り切れたりする部分てあるじゃん、袖口とか。そうすると「破れて着れなくなったらどーしよー」みたいな気分になり、途中から段々頻度が下がっていく。本当は着たいんだけど、ボロボロになって着られなくなるのがイヤなんだろうな。
そして気に入ってい過ぎて使えないものは・・・あ、逆に使用頻度が低いから使わなくても日常生活に支障がないってことか?「えぇ〜っ!そんなの?」って言われそうだけど、珍しい(変わってる)靴下なんかそうなの。あと手袋とかね。


仕舞ってしまうことが即悪いことではないだろうけど、やっぱり使ってもらってなんぼの世界だよね・・・。