全国学力テスト(小中学校)の結果

なんでも秋田県は2年連続でトップの成績なんだそうだ。でも、その一方で大学進学進学率は低いって。



別にいいと思うけど。



それで、なんで大学受験まで高い学力を維持出来ないのかっていうと、みんながそこそこ出来るけどすごく出来るって人がいなくなっていくからなんだって。



これについて、教育評論家の偉い人が「出来ない子供が少ないということは義務教育がうまく機能しているからで、できる子を伸ばすのは義務教育の責任じゃない」というようなことを言っていた。



あたしは凡人だけど、その通りだと思う。
今の世の中、「出来る子を伸ばす」のにもお金が必要になってくるから不公平感ていうのはあるけど、でもそもそも「義務教育」って頭のいい子供に育てるための教育じゃないと思う。ものすごく頭がよくなくてもいいから日常生活に困らない程度を目指しているんじゃないかと。あ、そりゃね、こんなレベルの話をしたら、例えば分数同士の割り算とか必要ないんじゃないの?って言われちゃうかもしれない。実際、分数同士の割り算なんて日常生活でまず使わないと思う。少なくとも私は普通の生活の中で生まれてこの方一度も使ってないと思う。けどさ、それはもっと上を目指す人のために「こんなのもあるけど」って感じなんじゃないかと思うのよね。あれ?違うのかな。


今は幼稚園、小学校から受験があるところもあるから、はやくから「頭を良くしたい」っていうのはわかるけど(もちろん自主的に勉強したい人はそれでいいと思う、その気持ちは否定しません)専門的というか、より突き詰めて・・・みたいな勉強は高校からでいいんじゃないかと思う。で、その時に「別に自分は中ぐらいでいいや」って思う人は、それはその人の自由なんだからまわりで見てる人がどこそこの県は東大進学者が少ないとかいうことにあまり意味がないように思う。


あ、でもちょっと思った。
もしかして・・・「こんな県に生まれなければオレだって東大に進学できてたはずだ」なんて考える人がいるのかな。
っていうか、そんなこと考えている時点で進学出来ないだろうな・・・。