なんで毎晩走ったりしてるのかな

ちょっと前に知り合いに「毎日不審者みたいな格好して歩いているんですよね、1時間〜1時間半ぐらいかな・・・パトカーがいると隠れたりして」っていう話をした。そしたら「家に着いた時にどう思うんですか?」と聞かれた。(ちなみに何時ごろに歩いているかは言ってない。)


話の流れからするとそれぐらいの時間外を徘徊した後、どんな気分になるか?みたいな感じだと思ったので


「う〜ん・・・・達成感・・・かな・・・?」


と答えた。その時はそう答えたけど、そう答えている時もなんか違うよなって思ってた。
その会話から少し時間が経っているけど、その間も毎晩外に出ている。けど、今までにも書いてると思うけど、誰に強制されるわけでもなく始めたウォーキング&ジョギングでも「はぁ・・・今日は行きたくないな・・・」って思うことはあるわけよ。それでもがんばって出てる。(何かが降っている時は出ない。そしてたまにそれにほっとしていることもある。)


なんでこんなに「がんばって」出てるのかなぁ、別に出なくても誰に何を言われるわけでもないのに。
そんなわけで、それ以来なんで毎日がんばってるのか、家に辿り着いた時にどんな気持ちになるのか、毎日の繰り返しの中の何気ない気持ちにスポットライトを当てるような気分で考えてみた。
で、ちょっとだけわかったことがある。これが全てじゃないと思うけど。


達成感というよりは踏みとどまった感みたいな感じ。
達成感というと、私の中では現時点より上のなにかをやりきるみたいな感じが強いんだけど、そこまでの上昇?感はなくて、ずりずりと落ちていきそうな自分をここに踏みとどまらせるためのがんばり・・・みたいな感じがする。あたしってホントずるいからラクが出来ればドンドン楽な方に行っちゃう人なわけよ。でもさ、人間それじゃダメでしょ。「常に自分に厳しく」なんてほどの出来た人間にはとてもなれないけど、せめて「踏みとどまる」ぐらいの努力はしないと。
たぶん、今の自分にとって「面倒だと思っても毎日続ける」っていう目に見える行動が、辛うじて「今もここにいる」って実感出来る根拠になってるのかもしれない。だからたぶん・・・走るのが速くならなくても、苦しくて今日は歩いちゃえ・・・と思っても、そんなのは「今日も出た」ってことに比べればホントどうでもいいことなんだよね。


なんかそう考えると、ホントちっちぇ〜人間だな、まぁいいけど。



そして、こういうことを考えると小さい頃からとか、中高生の間とか毎日ある練習に参加してきてる人達を本当に偉いなぁと思う。人間出来てる。


あ、あとね、やっぱり出ると空はすごいから、そういうのを見て「いい気分」になれるってことを知ってるから出るんだと思う。
ちなみに、昨日はホント暗い星空だった。