嚥下(えんげ)障害と誤嚥性(ごえんせい)肺炎

最近、嚥下障害について?改めて恐ろしいことだなぁ〜と再認識した。


以前、嚥下障害について書かれたものを読んだことがあったんだけど、まぁその印象は「歳をとって食べ物なんかを飲み込むのが上手に出来なくなる状態」ぐらいな感じ。もちろんそれだって十分に危ないことよね。上手く飲み込めないからむせたりして、ひょっとしたら呼吸出来なくなるわけでしょ、命に関わる。
でもこんなの(と言うと語幣がありますが)はあくまでもその状況(傍目にも「うわっ!ヤバイよ」ってわかる感じ)についてのことで、もっと見えないところでもメチャクチャ恐ろしい状況が発生するのだということを聞いた。(直接医者から聞いたわけではないので素人の思い込みが大量に入っていると思います。)



なんでも、本人が意識出来る状況以前の問題らしいですが(むせたりしたら自分でもわかるけどそこまで衰えていない時点での話しらしい)飲み込むという処理能力が衰えてきていると咽喉だか食道だか、とにかくそういうところに負担がかかって結果心臓にまで波及するらしい。で、本人が全くこの問題に気付かないまま、例えばグビグビと何か(この何かが具体的にはよくわかりませんが)を飲むと血圧が急上昇するだかなんだかで心臓が止まることもあるとか。


まぢで?


自分はそういう状況に陥ったことはないですが、確かにただでもぐびぐび飲むのって「息をしないで飲む」感じじゃないですか、赤ちゃんがミルクを飲むのと違って。だから血圧が急上昇するっていうのはなんとなく納得はするけど・・・・それで心臓が止まるとは・・・。
みんながみんなそうじゃないんだろうけど(体調とか色々複雑に絡み合ってのことだと思うから)それでも恐ろしいことだよね。
皆さん、グビグビ飲むのは止めましょうね。
(ちなみにこの話をしてくれた人はビンとか缶から直接飲むのは特に良くないと言っていた。コップから飲むのは比較的?大丈夫らしい。あと炭酸ていうのもちょっとヤバめらしい。)



それから誤嚥性肺炎ですが、これは自分として嚥下障害じゃないにしても(障害と名前がつかなくてもその状態?)むせたりしがちな人はかかりやすいってことじゃないのかとちょっと不安になったもの。
どういうのをいうかというと口の中の細菌が気管や肺に入って起きる病気なんだそうだ。たまたまこれは記事で読んだんだけど、高齢者にとってはものすごく注意が必要みたい。
「日本人の約10%が肺炎で死亡していて、そのうち92%が65歳以上の高齢者で、その半数以上が誤嚥性肺炎によるもの」
だって。


へぇ〜・・・。


あたしは「まだ」高齢者ではないけど、以前からものすごく咽喉が弱いというか、咽喉の働きがイマイチ・・・みたいな感じを持っていて、例えばご飯を食べている時にむせる(別に普通のご飯です、周りは誰もむせてない)なんていうのは結構な頻度だし、何も食べてなくて普通に会話しているような時ですら一人で勝手にむせることが良くある。(周りからは「なんでむせてるんだろう」みたいな目で見られる・・・・。)なのでこの「誤嚥性肺炎」というのを初めて聞いて本当に「うわぁ〜怖いなぁ・・・」と思った。



ちなみに・・・むせるのを予防するための運動があるとのことです。(高齢者向けかもしれないですが・・・・。)
飲み込むという動作?は口、咽喉、食道の三段階らしいですが、唇や舌、ほっぺを動かす運動(ちゃんとしたのがあるそうです)をすればむせるっていうのはかなり改善されるようです。
あと、口の中をキレイにしておくってことね。(これはむせるのはと関係なく細菌を減らして?おきましょうってことね。)



あたしも今からそういう運動をしていったほうがいいのかな・・・。あ、でもね、自分の「むせ」の原因て、ひょっとして歯並びが悪いことによる噛み合わせみたいなことも関係してるのかなぁ・・・なんていう気もちょっとしていて、そうだったらなんか今更?運動するのもなぁ・・・とか思っちゃう。