「使わなくなったもの」と「使えなくなったもの」

今って「エコ」とか「リサイクル」とかよく言われていて、「使わなくなったもの」を何かに作り変えて新たに活用する・・・みたいなのって多いでしょ。あ、別に今に限ったことじゃないか、前から?


で、たまたま最近「使わなくなったネクタイ」をシュシュ(髪の毛を結ぶのに使う)とかスカーフみたいなものに作り変える・・・みたいな記事を見たんです。
個人的に「ふぅ〜ん・・・」な気分。



家のダンナ、ネクタイって結構角なんかが擦り切れるくらいまで使ったり、あと大事に使ってないってだけの話かもしれないけど、結構シミとかつけたりしてる。
なので「生地」としては「使えない」感じがするわけです。まぁ、基本絹とかなんで素材自体はいいものだと思うのですが・・・でもなんか「装飾」目的に使うのはちょっと抵抗がある感じ。一般的にはここまで「ハード」に使ったりはしないものなのかな、ネクタイって。あ、ホント、家は貧乏なのでほぼ全てのモノに対して「使い切る」って気持ちでいるのよね。だから、例えばそういう「布」で何処かを拭くとかさ、そういう素材に対してのみの活用方法なら大丈夫なんだけど「見せる」みたいなのはちょっとムリじゃないかなって思う。


あとさ、靴とかね、それも基本、履けなくなるまで履いちゃう。だからもう「使えない」。洋服とかもそう。擦り切れるまで着ちゃうよね。流行とか関係ないフツーな服をもう何年も着続けて、そうすると生地自体が弱くなってきちゃう。それくらい着る。一般的には「まだ着れるけど、もう着ない」って、そういうの持ってる人って多いのかなぁ。あ、残念ながらサイズが合わなくなるってことはあるね。(悲しい・・・。)そういうのは欲しい人がいればもらってもらうか、やっぱりリサイクルショップとかかな。なんかまだ洋服として活用出来るんだったらそれはその形のままで活用してもらったほうがいいかな・・・とか思う。


そう考えると、あまり「使わなくなったもの」って家にはない。


そうそう、外国にスニーカーを送るとかっていう運動をテレビで広告?(使わなくなった靴があったらくださいとかっていうヤツ)してるけど、これも本当に不思議で不思議で。履けてキレイな靴なら自分で履いたらいいんじゃないのかなって思っちゃう。(子供用とかでサイズがどんどん変わるとかって場合は協力出来るかもしれないけど。)自分のことばっかりじゃなくボランティア精神を持ってちゃんと協力しろよ・・・と言われたら返す言葉もないですが、みんなわざわざ新品を買って持っていってるわけでもないと思うんだよね。それを考えるとやっぱり「履かなくなった靴」ってのも結構持ってるのかなぁ・・・と思う。