期待するものが違う

こういうのを「価値観の相違」っていうのかな。
家族でちょっと出掛けるかって時にほぼ毎回「ふぅ・・・・」って思う。


ここでも何度か書いてきてると思いますが、あたしはデジタルプレーヤーが欲しくてしょうがないわけです。「欲しくてしょうがない」と言いましたが、もうかれこれ2〜3年前からず〜っと「欲しいなぁ」って思い続けているわけです。早く買えばいいと思います?あたしって優柔不断なので、どれを買ったらいいのかよくわかんないのです。しかも買ったことを後で後悔したくないんですよ、ず〜っと使いたいと思うから。後になって「あっちのが良かったな・・・」とか思いたくないんです。で、ここにきてようやく決心したというか・・・我慢出来なくなったというか・・・。先週、「今度の休みに量販店に行って買おうかな」って子供に話していたわけです。(実際買う気満々。)もう買う型とかもほとんで決めちゃって。


そして昨日のことですよ。



じゃぁ、そろそろ出掛けるか・・・って時に、とりあえず皆で行きたい場所を言い合うのですが(家の場合)娘は洋服を買いに行きたい、あたしは家電量販店と手芸品店、息子は家電量販店に行きたいというのです。ダンナは特に行きたいところはないけど、行きたいところがあったら行くよって感じ、まぁ運転手的な。
そしたらね、娘は「家電量販店に行くならあたしは待っているから皆で行ってきてよ、あたしは面倒くさいから待ってる」と言う。あたしとダンナは「えぇ〜そんなの面倒くさい・・・一緒に行けばいいじゃん」という感じ。息子は「家電量販店以外に寄るなら行かない」みたいに言う。


はぁ〜ホント、面倒クサイ。


あたしは面倒クサイのはイヤだし、なによりも雰囲気が悪くなるのがイヤなのよ。なんというか「まるく」いきたいわけ、わかります?この気持ち。


だから「お母さんは別に今日、電気屋さん行かなくてもいいけど」と言ったら、娘が「それなら二人ずつ別れて行けばいいじゃん」と言い出した。あたしも特に異存なく、それでいいと思った。そしたら息子が「オレはお母さんが行くならツイデに行きたいぐらいだから、お母さんが行かないなら別にいいよ」と言い出し、みんな一緒に出掛けたいダンナは段々不機嫌になってくるし・・・ホント、イヤ。


で、結局息子をおいて、3人で出掛けることになったわけですが、この段階になっても息子はこれみよがしに「あぁ〜ぁ、お前のせいで・・・」みたいなことを言っているから娘も面白くないわけです。ふぅ・・・。



そのまま家を出て、まず、あたしが行きたいと言った手芸品店に行ったのですが、あたしは「ツギを当てる」布が欲しかったので、色々合う布を探していたのです。久しぶりだったので買わなくても見たいものもあるし・・・結局そこそこ時間がかかり、全く興味のないダンナ、しかも店内に男性などほとんどいないわけで・・・この状況でダンナは更に不機嫌になりました。こういうことは今日に限ったことではないから、いつもこの状況で思うことは「こうなるってわかってるんだからついて来なくちゃいいのに・・・」ってこと。けど、ダンナは「家族と一緒に出掛けたい」っていう気持ちが強いみたいで、絶対に一緒にきたがるんだよなぁ。
その次に娘の洋服を見に行ったんだけど、ここでもやっぱり「これがいいかな、あれがいいかな」っていう時間や試着なんかしてたら時間て結構かかるものじゃないですか。ダンナはまたまた不機嫌になって・・・ホント、不機嫌になるくらいなら一緒にきてくれなくてもいいんだけどな・・・って思う。


なんか、家族と一緒に出掛けたいっていう気持ちだけだと「いいダンナ」「いいお父さん」てことになるのかもしれないけど、結果として不機嫌になられるくらいなら家で待っててくれて機嫌よく「おかえり」って言ってもらったほうが「楽しい外出」が出来るってもんです。


本当に正直なことを言えば、自分もようやく欲しい型が決まって買いたいって思ってたので買いに行きたかったのですよ。けどなんとかまぁるく収めるためには自分の要求?をひっこめるのが一番上手くいきそうだと思ってそう言ったわけですが・・・結局まるく収める落としどころみたいなのはなかったってことなのかな。本当にふぅ〜・・・な気分。



今度の休みは本当に買いにいきたいな。