人でなし

頭が悪いと考え方も人でなしになってしまうということで許してください。


昨日ラジオで、来春高校を卒業する人達の就職内定率?が低いっていうのについてやっていた。今までになく悪いんだってね。そしてその中で、その就職内定率に入っていない見えない部分での内定率?についてもやっていて、本当は就職したいんだけど(正社員ということだと思うのですが)、就職活動をしていて「こんなに頑張っているけど決まらない」という気持ちが強くなってくると就職をあきらめてアルバイトとかパート(これをフリーターっていうの?)でいいって考えるようになるんだそうだ。で、こういう人達はもう「就職しようとしている高校生」の中には入っていないんだって。だから目に見えてくる就職内定率よりも実際に就職したくても出来ない高校生っていうのはかなり多いんだそうだ。


以前に「女性の子育てと仕事の両立」みたいなことを書いた時に書いてると思うんだけど、子育てしながら働ける環境が出来ていないとかいうでしょ、例えば保育園が足りないとかさ。確かに都会はそうなのかもしれないけど、自分自身のこととか考えるとそれだけの問題じゃないような気がする。だって、子育てしながらっていうのとは違うけど、子育てが終わって社会復帰?しようと頑張って面接受けても採用されないなんて珍しくもないじゃん。イヤイヤ、社会復帰どころかリストラとか倒産とか、事情は色々だと思うけど女性に限らず、男性だって年齢問わずみんな就職出来なくて大変な世の中じゃん。そういうこと考えるとさ、絶対的に「人間のする仕事」が減ってるんじゃないかと思う。逆を言うと人間が多過ぎる。


人間の数と仕事の数(っていうのかな?)のバランスが全くとれてないってことじゃないの?



定年だってどんどん延ばそうとしてるでしょ、働けるうちは働いてもらうとか。確かに働かなかったら食べて(生きて)いけないから働くしかないんだけど、辞める人がいなかったら新しい人なんか入れられないんじゃないのかな、特に中小企業は。
それに今って何でも機械で出来ちゃうじゃん。例えば昔は全部人間がやってた仕事、10人で1日かかるみたいな仕事も機械が1時間でやってくれちゃうとか・・・。

医療の進歩で結構?元気なまま長生き出来るし、元気だったら働き続ける(続けたい?)だろうけど、例えばさ、大昔みたいに(ってどの程度かはわからないで言ってますが)大抵の人が70ぐらいで亡くなるとして、まぁ蓄えがあるかどうかはわからないけど50か60ぐらいで仕事は辞めて・・・って感じで、機械じゃなく人間がやってたとしたらホント、なんの根拠もないけど仕事に就きたい人はちゃんと就職出来るんじゃないかなって思っちゃう。


今って(あくまでも狭い世界に住んでいる自分のイメージ、全く根拠のないイメージの話ですが)人手不足とか言われてるのって医療、福祉の関係だけみたいな気がしてる。
じゃぁみんなそういう仕事したらいいじゃないか・・・って言われたら反論は出来ないけど、でもみんな得手不得手とかやりたい仕事とかあるじゃないですか。
そういうことを考えると本当に人間が多過ぎるんじゃないのかなって思う。


あ、別に誰でも長生きしたいんだろうし、病気の人を見捨てろとか、そういうことを言いたいわけじゃありません。仕事だって「考え方を変える」とか「やり方を換える」とかでこの不景気にも関わらずちゃんと儲かっている会社だってあるだろうし、不景気を感じないで生活出来るくらいの高給取りの人もいるでしょう。そういう人達にしてみたら仕事に就けない人なんか頭が悪いかやり方が悪い人だって一蹴されてしまいそうだけど、この世の中本当に個人の努力が足りないだけで就職出来ないのかなぁって疑っている。


本当にそれだけなの?


自分は出来れば、「あまり」長生きはしたくないです。