浅い心、薄っぺらな感動

歳のせいなのか、はたまた元からの記憶力のせいか、自分としてはものすごく感動した映画とか小説とか、そういったものを鮮明に思い出すことが出来ない。



これって、あたしだけ?それともみんなそんな感じなの?



今日、たまたま「泣く」ことがあって、もちろん一人だけの時にポロポロ涙が出たってくらいなものなのですが、自分ホントに良く泣けるよなぁ・・・なんで涙って出るのかな・・・・なんて考えていたら、昔見てボロボロ泣いた映画のことを思い出し(あたしは基本的にすぐに泣けちゃう人なのですよ、涙腺が緩いというか・・・)そういえば別のあの映画でもすごく泣いたよなぁ・・・なんて思い出したのです。
・・・・・・けど、どういう話だったっけ・・・?


もちろん、ものすごく大雑把な粗筋みたいなものは覚えてます。けど、やや細かい「主人公がこんなことをしてこうなった」とか「あそこで脇役のあの人があんなことをした」の「こんなこと」とか「あんなこと」はまるで覚えてない。
それを観た時は確かに感動してしゃくりあげる程泣いたはずなのに・・・。



これってなに?
あたしの心ってメチャクチャ浅く出来ていて、その浅さときたらもう1mmくらい。あっという間に感動が溢れ出て涙になっちゃう。メチャメチャ薄い感動。
で、感動が薄っぺらなもんだから、すぐに擦り切れて「ハテ?どんな話だったっけ?」ってことになってしまう。
きっと人間自体が薄っぺらで大した価値のないモノなのでしょう。


世間の人達はどんなもんですか?
ず〜っと昔に見て感動した映画や物語の細かいところまで覚えてます?