ネコの尻尾

今まで何度も書いてきてますが、私は真夜中のウォーキング&ジョギング中にたまにネコに遭遇するのです。初めて出会ってから結構長いですが、野良猫の用心深さからなかなか仲良くなれません。自分としては「餌付け」して仲良くなって、あわよくば家の近くまで連れてきたいぐらいなのですが、未だにそういう「関係」にはなれていません。ただ、ネコにしてみると「お、アイツまた来たぞ、エサくれんのか?」みたいな期待する気持ちも多少は出てきてるようで私がプラプラ歩いていくとどこからともなく近づいてくるまでにはなっています。



で、そのネコには今子供が3匹いるのですが(元々なのか、減って3匹になったのかは不明)子猫は子供だから親猫よりも更に用心深いわけです。
親猫が「エサくれぇ〜・・・」ってニャァ・・・と私に近づいてきても、子猫は遠巻きにそれを見ている状態が結構長く続き、それでも最近ようやく親猫の後から恐る恐る近くにくるようになった。でも相変わらず私がちょっと動くだけでも「ササッ!」と距離をとることはやめない。


そしてそうやって近づく子猫は2匹なのですよ。残りの一匹はその2匹とは比べ物にならないくらいの慎重さで、親子3匹でかたまってエサを食べているのを遠くから伺っている。
何もしないからこっちにきてみんなと一緒に食べたらいいのに・・・と思うわけですが、本当に用心深いのです。
エサをやっているとはいうものの、あくまでも手懐けたいという気持ちなのでみんなが満腹になるほどドッサリエサをやってるわけじゃありません。だから「早く来ないと無くなっちゃうのになぁ・・・」と見て見ぬふりをしながら「こっちに来いよぉ・・・」と念じているのですが、結局多少安心して近づいてくるころにはエサはなくなってるわけです。そして私は最後のエサを置き終わるとそそくさとそこから立ち去るわけです。ずっとそこにいて「まだ何かあるの?」って期待されて結局ガッカリさせるのはかわいそうじゃないですか。


だから折角近づいてくる頃には私は立ち上がって歩き出そうとするわけですが、その私の動きに反応してまた「ササッ!!」と遠ざかるわけです・・・ふぅ〜。



で、アタシはそんなネコ達を見ていて気付いたのです。
ネコの尻尾の長さってネコの慎重さに関係あるの?
ネコの尻尾の長さって生まれつきとか遺伝(種類?)とか、そういうもので決まってくるのかどうか知りませんが、もし仮にだいたいみんな同じ長さで生まれてきてそれで後天的に長さが変わるとしたら向こう見ず?なネコはケンカして尻尾を食いちぎられるとか、どこかに挟んで切れてしまったとか・・・そういうのってあるんじゃないの?って思ってしまった。
私が見ているお母さんネコは普通よりちょっと短めな感じはするけどまぁ「普通」という感じ。お母さんネコと比較的一緒に近づいてくるようになった子猫2匹は結構短め、すごく短いわけじゃないけど。そして未だに近づいてこないメチャクチャ用心深いネコはものすごく長くてキレイな尻尾をしています。


単純に種類としての遺伝かもしれないけど(お父さんネコのことは知らないけど、ひょっとしてコーギーみたいな尻尾なのかも?)ネコ達の行動を見ているとなんとなくそれだけじゃないのかも・・・と思ってしまいます。