性格の基本

どう表現するのが正しいのかわかりませんが、人には通常の、普通でいる時の「性格」っていうのがあると思う。「素」と言ったらいいのか。なんというか、本当になにもない時の性格というか・・・。




的確な表現が思い浮かびませんが、数直線みたいなものを思い浮かべてください。
「0」の部分が暗くも明るくもない感じだとして、プラス方向は明るい性格、マイナス方向は暗い性格ってことにして、仮に−10〜+10まであるとすると、私はたぶん普通の状態で−2〜−3ぐらいにいると思うわけです。一般的?な基準からすればそれは暗い性格でしょうが、自分としてはそれが「常」なので自分の中ではそれが「普通」です。
けど、仕事中だったり、家族と一緒だったりする時はやはり明るいほうがいいよな・・・っていう気持ちが働いて「頑張って」それを+2〜+5ぐらいまで引き上げているわけです。
傍目にそれがどう見えているかはわかりませんが、自分自身にとってはものすごい「頑張り」なわけです。そして当然ですが頑張っているのはキツイことなのです。
一般的な普通の人たちは「普通の状態」で0以上のところにいるんでしょうか?
アタシは疲れました。




昨日の日記に真田邸に行ったことを書きました。そこに「行こう」と言い出したのは私です。間違いありません。
そしてそういうアタシの「提案」にダンナは「頑張って」乗ってくれたのでしょう。その「気持ち」自体は有難いと思わないといけないことだと思います・・・・・が、「ふぅ〜・・・」と思うのはここからなのです。
今まで何度も書いてきてるはずですが、ダンナは家のことは一切やりません。平日は仕事で遅いから出来ないだろうと思うし、休日はその疲れがあるから休ませてあげたい気持ちもあります。だから家のことを全くやらなくても文句言うつもりはありません。だけど・・・なんだろ、もうちょっとこっちのことも考えて欲しいと思うことは本当にしょっちゅうあります。
まず、この三連休中に真田邸に行くことは考えていたのですが、土曜日は都合でダメ、日曜日は娘が予定があるから夕方からなら行けるから夕方行こうということになっていたのです。ダンナは地区の清掃に出たのでこの日は朝から起きていましたが、ま、そこから後はず〜っと茶の間で転寝です。それはそれで良いです。その間もアタシは掃除、洗濯、ご飯の用意をしています。まぁ、普通の主婦の人がやるようなことなのでアタシだけが大変だとは思いません。けど少なくともダンナよりは動いています。で、遅い昼ご飯を食べた後、アタシは疲れたのでちゃんと寝床に行って寝ることにしました。というのも、家のダンナは見ていなくてもテレビをつける人なのです。アタシは正直そのテレビの音がすごくイヤなのです。あ、そうは言っても本当に眠い時はテレビを見ながらでも転寝しちゃいますけどね。
で、夕方近くにダンナが「行くぞ」ってわざわざ起こしに来たのですが・・・結局受け付けが4時半までで、そこから行っても間に合わないということが判明し、結局この日は行くのをやめました。(この時点でダンナはイライラしてました。そしてアタシも寝てるところを起こされたのでものすごく不機嫌でした。)
でも、やはりこういう時にそういう不機嫌さを出すともう泥沼だとわかっているのですごく頑張ってなるべく普通にしているわけですが、とにかく「頑張って」いるわけですよ。頑張るのは疲れるのですよ。


とりあえず、日曜日はそれでも普通な感じで過ぎ・・・月曜日(昨日)です。これもいつものことなのですが、私と娘はほぼ平日と同じ時間に起きていつも通り過ごすわけですが、こちらもいつも通り、ダンナは昼まで寝ています。昼ご飯になってようやく起きる感じ。そして特にやることがない(やろうと思えばいくらでもやることはあるように思いますが)ダンナは昼ご飯を食べてようやくちょっと休める、ちょっと昼寝したいな・・・っていう時になって「真田邸に行くんじゃないの?」としきりに言うわけです。アタシも娘もそろって眠い、眠いと言って昼寝をしてたときだったので本当にイライラします。そして、ダンナにとっては「真田邸に行く」って、その1点だけが大事なことになっているみたいで、例えば他の家事を手伝ってくれて「ホラ、時間が出来たから行こう」とかっていうのとは全然違うのです。
「真田邸に行きたい」っていうアタシの希望を叶えることに対して「頑張って」くれることはうれしいのですが、全然楽しくありません。
娘もキッパリ「アタシは朝から起きてるから眠いんだよ、昼まで寝てる人とは違う」と、まさに私が言いたくても言えないことを言ってました。


結局みんなで行ったわけですが、自分が疲れていることに変わりないのです。で、たぶん・・・ですが、ダンナはアタシがもっと「わぁ〜い、わぁ〜い♪」みたいに喜ぶのを期待?してたのかもしれないですが、自分ハッキリ言って本当に疲れているのです。行って良かった気持ちにウソはないですが、そんなにダンナの「顔色を伺う」みたいに喜ばなくちゃいけないのか・・・と思うともっと疲れます。自分としては不機嫌というよりは本当に疲れていて自分の「素」−2〜−3くらいな状況なわけですよ。それが普段がんばって+2〜+5ぐらいにしてるそっちが「素」だと思われてるのか「チェ、何不機嫌なツラしてんだよ」みたいな態度とられて・・・本当にイヤになります。


だから昨日のダンナは相当不愉快だったみたいでいつもよりずっと早く自分から寝床に行ったし、今朝も不愉快なまま「行ってくる」とも何も言わないでただ家を出て行った。
はぁ〜・・・本当にイヤ。
なんでアタシ一人いつもニコニコしてみんなのご機嫌をとらなきゃならないんだよ。
なんかもうこういう毎日の「頑張り」が疲れて、疲れて。



元々の「素」が明るい人が本当に羨ましいです。
アタシは本当に疲れました。
なんか面倒くさいです。
少し前に「愛人」をつくった男の人について書きました。アタシは結婚を生産性みたいなものだけで計るのはおかしいみたいなことを書いたはずですが、なんというか、一緒にいたい気持ちがあるから面倒くさくても一緒にいるわけですが、なんか自分自身として「一方的に」頑張ってる気がして、こんなに「自分一人だけ」が頑張って一緒にいるだけの価値があるのかなぁ・・・その価値ってなんだろう・・・なんて考えてしまいます。
本当に面倒で疲れました。




あ、念の為言っておきますが、ダンナがアタシに対してアタシ以上にガマンしていることなんか山ほどもあると思います。でもアタシにはそれが見えてこないから本当に自分ひとりだけが頑張ってるような気分になってしまうのです。
なんかね、ダンナの「してくれること」ってなんか違うんだよなぁ。
例えばさ、買い物も一緒に行きたがるくせに(たぶん気持ちとしては「一緒に行ってやる」みたいな感じなんだろうけど)いざ行くと「はぁ?買わないんですか?、見てるだけなんですか?」とか不愉快そうに言ってうるさいこと極まりない。男の人は「買いに」行くのかもしれないけど、女の人は「見たい」とか「見比べたい」みたいなのってあるじゃないですか。それについて一一そう言うくらいならもう一緒に来てくれなくていいから・・・って感じになっちゃうんだよね。


ふぅ〜・・・・アタシは自分が何処かに行きたい時には「行く?」って一応声を掛けるんだけど・・・ホント、もう声をかけるのもヤメたい感じ。
でもそうすると出掛ける時に「お母さんばっかり・・・」みたいに言うんだろうなぁ・・・。


ふぅ〜・・・なんか縛られてるってわけじゃないけど、息が詰まります・・・。
疲れました。


イヤ、ホント、大袈裟と思われるかもしれませんが、生きてることに疲れました。
ホントに普通に生きてることは大変なことです。
疲れました。