原始時代か・・・

ちょっと前に(結構前かもしれない)「工場制手工業な世の中」みたいなことを書いてるはずです。(興味があったらページの上↑から日記検索して読んでください。)



けど、ここにきて「なんか原始時代みたいだなぁ・・・」とも思うようになった。



テレビで某通信会社?が子供向けの携帯?に警備会社を関連付けたサービスのCMをやってますよね。
今の世の中って普通に暮らしていても、自分になんら落ち度がなくても、傍目に幸せそうに見えるってだけで(実際どうかは関係ない)、自分より弱そうだってだけで狙われて事件の当事者になってしまう可能性があるじゃないですか。そんな世の中だから子供を「ヘンなヤツ」から守りたいっていう気持ちはわかるんです。だからここでもそれが善い悪いを言いたいわけじゃないんです。



なんか今の世の中って着てるモノや食べてるモノや、とにかく全部が原始時代とは全く違うと思うのですが(あ、アタシも原始時代に生きてたわけじゃないのでテレビとか本なんかに書かれている「原始時代」のイメージでモノを言っています)そういう目に見える文明的なモノ?を全く「見ない」で考えると・・・なんか何時「獣」に襲われるかわからないっていう感じと今の世の中ってものすごく似てませんか?


アタシは人間がどういう道を辿って今みたいになってきたのか正直よくわかりません。
学校で歴史とか習っても「出来事」が出てくるだけで(あ、自分はそれほど興味なく勉強していたからかもしれませんが)生きてた人の気持ちとかって全くわかってない。
人間が一番最初どういう感じだったかもわからない。一番最初ってどうだったの?一人じゃないよね、たぶん。「群れ」だったのかな。すみません、本当に何もわかってないで思うことだけ書いちゃいますが、たぶん最初は獣から身を守るために家族か一族が団結?していたんじゃないかと思うんです。で、それがもうちょっと「団体」「集団」になってきたら獣もそうだけど「他からの侵入者」にも注意しなくちゃいけなくなって、でも見知った顔じゃないからすぐに「余所者」とわかる。そういう感じって結構最近まで(田舎の場合は)あったと思うんです。「横の繋がり」ってヤツ?けど、プライバシーとか自由とかが優先されるうちに隣に住んでる人のことも知らんようになって、今はもう獣も余所者=自分の知らない人も全部「敵」で、常に気を張ってないといけない。



なんか原始時代のイメージ、火の周りを囲んでいたり、松明持って獣から身を守る・・・みたいなその「火」が「携帯」になってる気がする。


ホント、「イイワルイ」じゃないです。
火が消えたら獣にやられて終わり。
「ソノトキ」携帯が使えなかったら「獣」にやられて終わり。



本当に恐ろしい世の中です、原始時代みたい。