似てる人

土曜日の夜のことですが、いつものように真夜中のジョギング&ウォーキングに出たのです。で、次の日が休みだから平日よりは遠回りをして、もう「絶叫」と言っていい感じで唄いながら土手を歩いていたのです。


今まで書いてる通り、アタシは黒い服を着て、黒い帽子を被って、黒い手袋をして、2枚重ねでマスクして、ヘッドホンして、よくある光を反射するのとかライトとかは一切持ってないのです。だから静かにしてたら(まぁ足音はすると思いますが)人がいることは気付かれないんじゃないかと思います。
っていうか、そもそも人気のないところを選んで歩いてる感じなのです。





が、なんと土曜日の夜はアタシにそっくり?な感じの人がいました。
もちろん「いた」っていうのがわかるだけでその人が男か女か年齢や服装とか、そういう細かい情報は一切わかりません。ただ「人がいる」ってことだけがわかりました。まぁ、それも偶然わかっただけで、ひょっとしたら向こうは今までにアタシのことを何度も見てるかもしれません。


アタシはその人の「人影」に気付いたのですが、なんとなく気付いたってことを気付かれたくなくて(なんかヘンなの・・・)絶叫することはやめないまま、でもひょっとして「後をつけられるかも」という感じもあったので、それとなく後ろを気にしながらどんどん歩いてきました。
すると?その人の本来のコースだったのか、完全にアタシの存在を確認したからか、途中の橋を渡って向こう側に行ってしまいました。
(もちろんその後その人がどこに行ったのかとか全くわかりません。とにかく外灯のない暗い場所なので・・・。)




今までにも人とすれ違うことはありましたが、こんな風に「接近」したことは自分の意識として初めてで・・・・あぁ〜ぁ、滅多に人に会わないアタシの「秘密の場所」だったのになぁ・・・自分と似たような人を見かけて正直なところがっかりしました。
あ、でもここ以上にいいコースは今のアタシには思いつかないので、やっぱり今まで通りこの道を絶叫しながら歩くと思います。



ふぅ〜・・・ホント、アタシの大事な時間と場所なのに・・・。