有り難い部屋

なんか宗教っぽい感じがしますが・・・。


アタシが今まで勤めてきている会社の建物って全館冷暖房が入っているようなところはひとつもないように思います。使ってる部屋だけ冷暖房が入るようになってる感じ。
ということは、廊下に出たり、使ってないお部屋に最初に入る時なんかは滅茶苦茶暑いわけです。


で、なにが「有り難い」かっていうと・・・
夏の暑い時期って事務所には冷房が入っているので快適なんです。よく外回りの男性がいるところでは設定温度が低すぎて「寒い」とかいうのを聞きますが、アタシは今までそういう状況に遭遇したことはありません。快適。


だから日中は快適なのですが、仕事が終わってから廊下に出るとまず「暑い!」って思うのです。そして制服から私服に着替える時に更衣室っていうんですかね、ロッカールーム?に入ると・・・そこって「灼熱地獄」みたいな感じなんです。たまたまなのかもしれないですが、今まで更衣室って結構西日の当たる部屋が多かったように思います。だからホント、暑さがハンパない。多少大袈裟・・・でもないな、入って1分くらいで汗がダラダラ流れ始めるくらいです。
そこで、汗だくになりながら着替えて廊下に出ると「暑い!」って思ってたのがウソみたいに「はぁ、ちょっと涼しい・・・」って思うんです。そこからさらに建物の外に出ると風が吹いていたりして「意外に涼しいじゃん・・・」とか思う。
みんなで「有り難い部屋だよね」なんて言ってました。




最近、スーパーで買い物をして出てきた時に「外は暑いなぁ・・・」なんて思う時、この「有り難い部屋」のことを思い出します。
(今の事務所はお金がないので、なるべく冷房を使わないようにしていて・・・なかなか「有り難い部屋」との温度差が際立たない感じで効力も半減・・・。)