６月１８日（土）〜８月２９日（月）
お店のパンフレットには
「九棟の蔵から味の伝統芸術が生まれる みその館清右衛門蔵」
とあります。
塩屋醸造は江戸時代からみそやしょうゆを造り続けている老舗でみそ蔵、しょうゆ蔵、もろみ蔵、穀蔵、店舗などは国の登録有形文化財（建造物）で今も実際に使っているのだそうです。
で、昨年しょうゆ蔵（半分くらい？）を多目的スペースに改造し、今回須坂市出身の俳人で版画家の田中芥子（たなかかいし／１９２３〜２００８、１９４２年高浜虚子に入門、１９４４年山口青邨に入門）の版画を展示しているということです。（今までパーティー会場として使ったり、みそ蔵見学？の後の休憩場所？として使ったりということはあったそうですが、こういう展示会は初めてとのこと。）
展示されている版画も素敵ですが、やはり展示されてる場所が良いです。
アタシは美術って本当に全くわからない感じなんです。だからホント「美術館」なんかは正直なところ敷居が高くてどうもとっつき難い。（前にも書いてることがあると思いますが、静かに見る・・・みたいなのがイヤなんです、ホント。）でもこういう場所に展示されていると「おぉ〜っ！！」って言っても許される感じじゃないですか。（って、ホントはいけないのかな。）
蔵は蔵だから？天井が高くホントに素敵です。
絵画や彫刻、工芸品みたいなものはもちろんですが染色とか織物とか、そういうのを展示しても素敵だと思います。どうぞ、そういう仕事、趣味でやっている方、デザイナーの方は是非！
アタシは美術的な、こういう場所に展示出来るような作品は作れないですが、自分の家がこうだったらなぁ〜って思ってしまいます。
ホント、素敵です。
須坂は「蔵の街」として頑張っているみたいですが、この塩屋醸造のご主人もそうですが若い人の頑張りみたいなのをすごく感じます。
自分にとっては「遠い」ところな感じがしてますが、機会があればこの「街」に行きたいです。
版画展は８月２９日までです。
興味があれば是非！
（dragon_kid’s fotolifeの「23須坂市塩屋醸造」に他の画像もあります。）
※塩屋醸造さんでは通販（ていうのか？）もやっているようですよ。
