日本人の言葉に対する感覚

アタシは言葉の研究をしている人間じゃないし、作家や作詞家みたいな言葉のプロでもないです。
なので、本当に根拠とかそういうのは全くない「ド素人の勝手な感想」です。



日本人て器用なのかなんなのかわかりませんが、外国語が苦手な割に外国語を使いたがりますよね。
まぁ、苦手と言ってもひょっとしたらそれはアタシ一人が苦手ってことで、今は色々な分野で色々なふうに外国で仕事をしている人も多いと思うし、逆に日本国内であっても普通に外国語を使って生活している人も多いと思います。あ、そういう人達の感想が聞きたいなぁ。



日本人てホントにどこの国の言葉でも「カタカナ」にして、すぐ使っちゃうじゃないですか。
っていうか、それ以前の問題として四字熟語なんかの文字(漢字)を変えて違う意味の言葉を作ったり、まぁそういうのが出来る文化みたいなのはいいと思うんです。でもなんていうか、言葉をどんどん「増やして」いってるからってわけじゃないと思うのですが、ひとつひとつの言葉に対する意味が結構軽くなってる気がしちゃうんですよね。



普段の生活の中で自分がそう感じるのが「カリスマ」なんですが、自分の中でカリスマって呼ばれる人ってそう多くはないと思うんです。なんというか、何十年に一人出るか出ないかとか、或いは世界中に一人とか二人とか、もう本当に稀有な存在って気がしているんです。
でも、テレビとか雑誌なんかを見ていると「なんとか界のカリスマ」とかいう人がもう何十人となくいるじゃないですか。そういう人達の技術とか人望とか、そういうものを否定したいわけじゃないのですが、そこで「カリスマ」って言葉を使うことがどうなのかなぁ〜って思ってしまうのです。
「美人」とか「イケメン」とかもそうだと思います。イヤ、別にアタシみたいなブスまでを「美人」と言ってるわけじゃないのでまぁいいじゃないかって話だとは思いますが、なんかフツーな感じがしちゃうんですよね。(まぁブスなアタシに言われたくないでしょうが。)「イケメン」とかもそうです。なんかフツーじゃない?って思ってしまう。そんなに言葉で飾らないとダメなんでしょうかね。
そうそう、コレと似てることですが「〜過ぎる」ってヤツも。別に「過ぎる」ってほどでもないけどなぁ〜なんて思っちゃう。まぁ見た目に関してのことは好みが入ってしまうから「統一」することが無理ではあるけど。



あと「神」とかね。



「言霊」って言葉があるけど、なんか薄めに薄められて元がなんだったかもわからない。