政治家なのか、報道なのか、はたまた「頭のいい人達」なのかわかりませんが、世の中ってなにかと「比較」することが好きですよね。
アタシ、前も何かについて同じようなこと書いた気がするので、ホントしつこいと思いますが、改めて書いちゃいます。
今朝、テレビで年金の支給開始年齢が68歳になるとかっていうのをやってました。この調子でいくと自分が年金もらう時期には70歳とか80歳になってるかもしれません。アタシはお金持ちじゃないから自分のお金(稼いで貯めたお金があったとしたら)なんかではとても生きていけないと思ってますが、一方で年金なんかアテにしてないというか、アテにしていて「その時」になって貰えなかったらガッカリどころか途方に暮れるじゃないですか、だから「どうせそんなことだろう」みたいに思ってます。
(こういうことも考えると本当に長生きしたくないって思っています。っていうか、ホント「長生きしたい」ってヒトの「したい」理由をすごく聞きたいです。)
で、テレビではこれからは高齢者も働き続ける社会・・・みたいな、そういう感じで取り上げていたのですが・・・歳をとっても働き続けられる人は「ラッキー」なのであって、みんなが元気で働き続けられるかと言ったらそんな「バカなこと」あるわけないとアタシは思ってます。
そうやって元気で働き続けていられる高齢者をとりあげて「じゃぁみんなもこうしたらいい」って言われても現実的にソレが出来てるのは一部の「ラッキー」な人で、多くはどこかが痛いとか病気とかっていう感じじゃないかな。(本人が元気であったとしても夫婦二人暮らしで連れ合いの介護をしなくちゃならないとか・・・。)そして働く場所もない。
アタシ、本当に世の中は矛盾ばかりと思ってるのですが
失業している人が多いのに
女性は結婚・出産を経ても仕事を続けられる世の中
定年後も仕事を続けられる世の中
みたいなのを目標にしていて、一方で
おじいちゃん、おばあちゃんは自分の子育ての経験を生かして孫育て
とかいうのもある。
自分の子供を育ててないんだから(男性も女性も子どもが生まれても働き続けているってことは専業主婦みたいに毎日子供をみてたわけじゃないはずですよね?)「子育ての経験」て言われてもなぁって思うし、おじいちゃん・おばあちゃんになってから孫育てしていたら定年後も働き続けるなんて無理だと思うし・・・
なんかホント、頭の悪いアタシには理解不能なことばかり。
税金なんかに関しても「外国ではアーだ、コーだ」っていう言い方されてるのを良く聞きますが、条件が違うものを一律に比べることになんか意味があるの?って思ってしまいます。
なんかそういうの「お隣はこうしているんだから家も・・・」って言ったところで家族構成も家族の年齢も働いてる会社も収入も生活サイクルも趣味も、昔から今まで続いてきた一家・一族の経緯も、なにからなにまで違うんだから意味ないと思うんだよね。
なんでそうやってピンポイントで比べたくなるのか、ホント理解できません。
そして比べた結果、最終的に言いたいのは「だから税金増やすのが当然」みたいなことなんだよね、たぶん。