世界が違う

他人と会話をしているなかで「住んでる世界が違うなぁ・・・」と思うことってないですか?



この前レーシック(←これであってる?)についての話が出たんです。アタシは今のところソレを必要としていないこともあってソレにかかる金額とか全く知らなかったんです。で、ものすごくかるぅ〜く考えていて、まぁ10万とか、ひょっとするともっと安いのかな・・・ぐらいに思ってました。


が、



実際に受けた人の話では「50万」とのこと。(どんなものまで含まれているかとか全くわかりません。)



うひゃぁ〜・・・・50万・・・。



でも、その受けた人曰く
「歯が悪くちゃ歯医者に行くし、耳が悪くちゃ耳鼻科に行く。それと同じように目が悪かったら医者に行って直せばいいんだよ。これから先、例えば10年、20年(それ以上?)良く見えること考えたら決して高くないよ。」



まぁね・・・確かにそういう風な考え方は間違いじゃないと思いますが・・・それってお金出せる人の考え方ですよね・・・。





そして、それとは全く別の話なのですが・・・



自分と似たような年齢やまぁそれより年下の人達と話をしていた時に、新婚の女性が「独身時代に貯めた【自分の貯金】は自分のものにしておきたい、ダンナは全く貯えがないからこの先家を建てる・・・みたいな時には出さなくちゃならなくなると思うけど、なんかイヤだ」みたいな話をしたんです。



自分の場合も全くコレと同じ状況で、しかも自分の場合は自分の貯えも少なくて、更に、そもそもダンナの給料が多いのに貯えがない・・・っていうのとは違うので、結婚して上手くやりくりしたら貯えが出来ていく・・・みたいな感じでは全然なかったんです。
そして、自分の場合は有難いことに結婚して順調に子供も出来て、子供が小さいうちは仕事も「したくなかった」ので当然お金が足りなく、すずめの涙程度の貯えはどんどん生活費になってなくなってしまいました。
自分は別にソレに対して疑問に思うこともなく、なんというか結婚したら各々のモノがお互いのモノになるみたいな感覚でいたんです。


が、そこに居た自分と同年齢ぐらいで、まぁ家族構成(ダンナがいて子供がいて・・・みたいな)も似てる?と言っていい感じの主婦の皆さんが自分とは全く違う方向の発言をしていたのでビックリしました。



「自分が貯めてたお金はとっておきたいよね。まぁ家を建てる、みたいな時は自分の希望も言いたいじゃない。そういう時にそれをすると余計にお金がかかる・・・って時にじゃぁこれだけ余計に出すから・・・って、そういう感じで出さなきゃならなくなるよね。」
「あ、でも全部出しちゃうわけじゃなくて、ちゃんととって(残して)あるけどね。」



へぇ〜・・・そうなんだ。



今まで何かの会社とかがやってる主婦の「へそくり」アンケートみたいなので平均が何百万とかいうのを見て「そんなにヘソクリあるんだ、すごいなぁ〜」って思ってましたが、今回身近でこんな話を聞いて、あのアンケート結果ってウソじゃないんだなぁ〜・・・・世間の主婦ってお金持ってるんだ・・・ってビックリしました。


家・・・っていうか、ダンナもアタシもヘソクリってホントありません。完全に「家(世帯)」としてのお金のみです。
だから逆を言うと「何か」あった時にどこかから「じゃぁ」って出てくるお金っていうのが一切ないので「何か」がないことを祈るばかりです、ホント。




いやぁ〜・・・住んでる世界が違うなぁ・・・。
結婚してもう何年にもなるけど、未だに月末100円とか10円単位のこと考えてる自分て、単純にやりくりが下手なだけなんでしょうかね。
イヤ、でも、ダンナには何の不満もないですが、入ってくるモノがなければ貯めようがないよなぁって思います。



あ、ホント、ダンナには何の不満もないです。
贅沢は出来ないけど毎日の食べるものに困ってるわけじゃないですからね。
(って、たぶんその「毎日の食べるもの」の内容も他所のお宅とは世界が違うんでしょうけど。)




なかなか他人と「人生哲学」みたいな内容の話はしないので如何せん「お金」というか「経済的」な内容になってしまいますが、ホント他人との会話の中で「住んでる世界が違うなぁ」って思うことが多いです。