新しい靴、珍しい日

昨日、新しい靴を履いて出ようと思っていたところ雨で休みとなったので、今日が初日。
今まで履いてた靴も、履いてる時に特に不都合は感じなかったわけですが、新品の靴を履くと「絶対」違う。いやぁ〜・・・ホント、完全に違います。(当然なんだけど。)


言葉で表現するのは難しいですが、靴を履いてないみたいというか、ホントに蹴る力を全部地面に伝えてくれるというか、地面を掴んでるというか・・・古くなった靴とは完全に違います。
この感覚を覚えていれば、靴の換え時に迷うこともないんだけどなぁ・・・少しずつ劣化していくと鈍いアタシには「こんなもんだよな」ぐらいしか思えない。


で、弾むような感じで走っていったわけですが(だからと言って走るスピードまで速くなってるわけじゃないです)いつも見ている最終電車に会わない。
あれぇ〜・・・オカシイな、気持ち早めに出たからアタシの方が早く着いちゃったのかな・・・なんて思いながら既に帰ってきている電車(停まっている電車)の方を見てみると・・・・



おっ?




なんか何時もと違うのが停まってる。
最初は頭の位置が揃っていなかったので単純に整備かなんかの都合で「ズレて」停まっているのかと思ったんです。
でも違う。完全に顔も姿も違う。なんだ、アレ?
と思いながら、普段は通らない線路のすぐ脇の道まで行って見ました。


すると!
真夜中にも関わらず画像を撮ってる人がいる。
線路脇の道で撮っているんだからおそらく素人、一般人だと思います。
どこで情報を仕入れているのか知りませんが、鉄道ファンなのでしょう。
恐るべし、鉄道ファン。



で、アタシは何時ものように線路を横切って反対側を「帰って」くるのですが、停まっている電車の数が何時もより少ない。
終電車が来る気配もなく・・・あれぇ〜・・・電車の時間が変わったのかな、そういえば、路線は全然違うけどダンナが今週から電車の時間が変わったとか言ってたなぁ・・・今までの最終電車って、ひょっとして利用者が少なくて「廃止」になったとか?もしそうならこれからどーしよーかな・・・とか、色々考えながら歩いていました。



途中の土手で野良猫に遭遇し、ホレホレ・・・なんて構っていると、どこからか聞いたことのある音が・・・・ん?
と顔を上げると・・・あ、電車だ。なんだ、ただ遅れていただけなのか、1時間遅れ?1時間は遅れてないか・・・と思いながら帰っていく電車を見送りました。
で、自分としては満足な気分だったわけですが(一応最終電車を見送りに行くのが目的のひとつでもあるので)それから1分か2分後にまた同じ音が聞こえてきました。
最初は気のせいかな・・・今電車行ったばかりだもんな・・・と思ったのですが、念の為音の方向を見ると・・・・



なんと!
次の電車が来ている。(たぶん、こっちが本当の最終電車なんだと思う。)



こんなに間隔あけずに走っているのを見たのは初めてです。
元々30分〜1時間おきに走るくらいなので、ホント、1分、2分なんてド素人的には「アブナイ」とさえ思ってしまう。
(実際、1キロ前後くらいしか間が空いてない感じでした。まぁ1キロって長いと言えば長いし、運転してる人だって前にいるって知らないで運転してるわけじゃないから特にアブナイことはないんでしょうけど。)



荒天の影響なのかな。



なにか、いいもの見ちゃったな・・・って思っています。
あの見慣れない顔の電車はその後どうなったのかな。検査用の電車かなんかだったのかな。




家に帰ってから電車の時間が変わったのかと思って確認してみましたが、どうやらソレはないみたい。
というわけで、これからも今までと同じ時間に出発します。