スリルとサスペンス?

曇り→晴れになりつつある感じ、通常コース。



まぢ、こえぇ〜よ・・・って感じです。




アタシが真夜中にジョギング&ウォーキングをしてるのはここで書いてる通りです。そして、ウォーキング中にはありったけの声を出して歌を唄っていることもここで書いてる通りです。完全に「絶叫」だと思ってます。
で、アタシは誰かに聴いて欲しくて唄っているわけじゃない・・・というよりは誰にも聞かれたくないというか、「アイツが唄ってるのか」って特定されたくはないんです。
ホント、のど自慢してるわけじゃないんで。
だから、ジョギング&ウォーキングに出る時間もまぁフツーに考えて人が出歩く確率が低い真夜中を選んでいるわけだし、コースだって若干ではありますが人里離れた田んぼや畑や土手の道を選んでいるんです。



が、今までにもありましたが、季節が良くなってくるとそういう場所って結構(たぶんカップルが乗っている)車が停まってたりするわけですよ。
アタシがこの辺りを歩き始めたのは昨日、今日ってわけじゃないので、まぁそういう車が停まりそうな場所ってなぁんとなくわかるし、またライトを消して停めていたとしてもなんとなく何時もと違う、車が停まってるかもっていうのがわかるんです。(なんかナニ動物みたいなこと言ってんだよって思われそうですが、本当になんとなくわかるんです、アタシはライトを点けて歩いてないので暗闇に目が慣れてるからかもしれません。)
で、なぁんとなくはわかると言ってもそんな何キロも先からわかるわけじゃなく、せいぜい100mとか、地形によっては直前10mとかなんです。



で、いるのがわかればその「隣」を通り過ぎる時(同じ道しか行きようがない場合)は声を出さずに通り過ぎますが、別の道がある場合は気付かないフリをして唄いながら(若干ココに人がいるよぉ〜って注意喚起?しつつ)通り過ぎるんです。



案の定、陽気が良くなって停まってる車がいました。



アタシは別の道(とは言っても数メートルくらいしか離れてない道)を唄いながら通り過ぎてきたのですが、なんと!



その停まってた車がアタシの声に気付いたのか?(フツーは窓って閉めてたりするので素人の絶叫なんて聞こえないと思うのですが)その正体を突き止めよう!みたいな感じでこっちに向かって走ってきたのです。(でも通っている道がそもそも違うのですぐ後ろから「追かけられる」みたいな感じではないですが。)



うひゃぁ〜っ!!


と思い、当然ですが普段と同じように隠れました。
まぢ、ビックリ!です。
ホント、まぢかよ・・・って思いました。



フツーだったら、こういう時(今までにもアタシの「人影」に気付いた車は何台もありましたが)車って走り去るんです。
でもその車は違いました。
なんとかその声?の正体を暴いてやる・・・みたいな感じで徐行運転で辺りを「探索」しながら進んでいる。ホント、ドキドキ、ヒヤヒヤです。
とりあえず、その車がゆっくり走り去り・・・はぁ〜良かったぁ〜・・・と思っていたら、なんと!相当気になっているらしく、ぐるりと回って(とにかく畑の中の道なので遮るものがなく、車がどこを通っているのかハッキリわかる)また戻ってきたんです。


えぇ〜っ!!そんなに?


と思いながら、とにかく上手いことちゃんとした道に復帰して早く帰りたい・・・と思うのですが、なかなかタイミングが掴めない。下手にノコノコ出て行ったら「あそこにいるぞっ!」って、バイオハザードみたいになりかねない感じ。(わからない人はゲームをやってみてね。)


ぐるりと回ってきた車は「おかしいなぁ・・・・この辺りのはずなんだけど・・・」みたいな感じで再び徐行運転をしながら通り過ぎて行きました。



やったぁ〜っ!!


と思ったのですが・・・・ホント、なにがなんでも突き止めてやるって感じなのか、また戻ってきたんです。




うひゃぁ〜・・・どーしよー・・・・



と思っていると・・・・、今度はもっと良く確認しなくちゃと思ったのか?車から降りてきて「この辺りのはず」みたいな感じでライトで照らしながら確認している。



まぢか?なんでそんなに気にするわけ?ほっといてくれよ・・・別になんにも見てないよ、ただ唄ってただけじゃん・・・・
ヤバイ・・・ヤバイよ、見つかったらどーしよー・・・



と思いながら、ホント、これはもう完全に警察なんかに追われている「犯罪者」じゃないか・・・と思いました。





結構長い間、その状態が続き・・・正直なところ自分のことは棚に上げて「おまえら、そんなにヒマなのかよ、明日休みじゃないだろう」と思ってました。
お願い、早く帰ってくれ。



結局最後はもう一度徐行して確認しながら走り去っていきました。
はぁ〜・・・助かった。
ホント、ビックリしたなぁ・・・。



後で考えるとこの間約30分ちょっとぐらいだと思います。
ホント、ビックリしました、っていうか怖かったです。
イヤ、別に見つかったところで何もないとは思います、だって別に歌を唄ってただけで悪いことなんかしてないんだから。(まぁ「うるせぇ〜ぞ」っていうのはあったかもしれないけど。)
だからひょっとすると隠れるよりは堂々と不審者然としたアタシの姿を見せたほうが良かったのかもしれませんが・・・でもやっぱり見られるのはイヤだ。





ちなみに・・・ホッとしていたので見逃しましたが、この後今までに何度も書いてる「ゴミ捨て野郎」の車を見かけたような気がします。(アタシを追い越していった。)
追い越されてから気付いて時計を見るとアイツが出没する時間になってた。
あぁ〜っ!!惜しい!!
もっと早くに気付いていたら車種も特定出来たのに。
(でも平日も来てるということは・・・ひょっとして毎日来てるのかな。今までは金土だけかなと思ってたけど。)



思いがけず長時間のお出かけになってしまったが、色々と「充実」したお出掛けだった。




家に辿りつくと・・・


「どうしたの?今日遅かったね。」

と言われたので、ことの顛末を話したら完全にヒカレタ。