現実は残酷

最近の新聞に運動会の「かけっこ」に関する投稿がありました。


最近はかけっこって事前にタイム計測して似たようなタイムの人同士で組ませるそうです。
(あ、これは家の子供が幼稚園、小学校当時もそうだったような気がします。)
そうするとだいたい似たような走力の人と走ることになるから、まぁいい勝負になるってことらしいです。


で、最初の投稿では、そのタイム計測の時にわざと力を抜いて走って自分より走るのが遅い人と同じ組になって本番(運動会)ではぶっちぎりで一位になった子に対して、その子の親は「今は戦略が大事で、良くやった」と褒めたということが書かれていました。

その投稿を読んでの反応みたいなのが載っていたのですが、そのお宅の子供は足は遅いけど、その子に限らずみんな力を抜いて走ったりしない、リレーなんかでその子が入ると負けたり、チームプレーが必要となる競技で失敗してもその子を責めたりしないっていうのがありました。




アタシは正直なところ、自分の子供というか関係者(ダンナとか)にも「戦略」とかで他人を出し抜くようなやり方をして欲しくないと思っているので、予選?だからと力を抜くのはイヤだなって思ってます。(けど、オリンピックとかで予選突破出来たとわかったら最後力を抜いて走ったりしてるの見ても、まぁいいんじゃないって思っちゃいますがね。)


自分より明らかに力が低い中で一番になって嬉しいのか、その辺りの気持ちも良くわかりませんが、自分としてはやはり自分の全力を尽くすのがいいと思っています。だからその人が身体的な全力じゃなく、戦略的な全力を尽くしたと思うのであれば、それはそれでいいのかな・・・とも思ってしまいます。(けど、その戦略が全力とはちょっと思えないのですが・・・。)



そして一方、最初の投稿に反応しての投稿で足の遅い人、チームプレーで失敗した人を責めないって話ですが・・・・それは、そういう「いい環境」にいられた人は「いい人」に育つかもしれないけど・・・アタシ、それはキレイゴトだと思ってます、特に小さい頃は。
高校野球みたいなレベルになるとどうかわかりませんが、小さい時って素直であるが故に残酷で物事をズバリ!指摘することが多いじゃないですか。)


アタシは実際、ものすごく鈍く、まぁチームプレーで足を引っ張る人だったわけです。自分でもわかってるし、当然皆からもズバリ!指摘されてました。
だから今もチームプレーは嫌いだし、そういう状況では足を引っ張らないように、それだけを気にしている。



自分が頑張ることで結果が出せることは良いですが対戦は嫌いです。