御歳取り

今日ラジオを聞いていて初めて知った。(今までも多少「?」と思うことはあったが。)


実家も、ダンナの実家も(今住んでいるところも)12月31日は「御歳取り」という行事というか、行事なんていう仰々しいもんじゃないと思うのですが、みんなで集まって「今年一年お疲れさん」みたいにご飯を食べます。「ご飯を食べる」というと、単純に食事ってことになってしまうかもしれないので念のため言うと、お酒を飲んだり、ささやかながら「ご馳走」を食べたりします。
(↑でも世間でもこういうことはしてると思うのですが、ソレを「御歳取り」と言っている。)


コレ(ソレを「御歳取り」って言う)、ってこの辺りだけなんですね。
アタシは日本全国共通だと思ってました。(この歳まで。)



アタシはそういう環境で育ってきてるので、実は世間の人達が年末年始を海外で過ごすとか、行楽地(?っていうの?例えば温泉地やスキー場とか)で過ごすとか、カウントダウンライブとか、そういうのが信じられないというか、ものすごく抵抗があるんです。
(とはいえ、例えば子供とか、未来のお嫁さん・お婿さんがソレをしても「絶対家族で過ごすんだ!」とまでは思ってないですが。)




そうか・・・そうだったのか。
こういうのは世間ではやってないことだったのか・・・。
そういう「風習」みたいなのがなければ気分的な「縛り」もないから「せっかくの休みなんだから海外旅行に行こう!」みたいにもなりますよね。
なにか、ようやく謎が解けた感じ。



ちなみに、実家では御歳取りに鮭、ダンナの実家では鰤を食べてます。
(距離はそんなに違わないんだけど・・・。)