イクメン

ラジオを聞いていたら今流行り(と言ったら怒られちゃうんだろうな)のイクメンについてやっていた。



アタシ、今までにも書いてますが、ホント、出生率とか消費税とか、そういう話が出てくる時になんで「外国では・・・」って外国と比べるのかなぁってすごく不思議なんです。
なにかそういうピンポイントで比べることに意味があるのかなって思います。
そういう話しっぷりを聞いてると親が子供に対して「○○ちゃんはピアノが上手いね、それにくらべてアンタは・・・」みたいなのと同じような気分になります。じゃぁ、その子と比べてアタシには全くいいところがないのか?って(それで「全くイイトコないね」って言われちゃうのかもしれないけど)そんなことないと思う。


その国の経済とか習慣とか、全部を比べなくちゃ意味ないんじゃないの?って思います。


なにか、色々な国のいいところだけをピンポイントで挙げてそれと比べて日本は・・・って、ちょっと違うんじゃないの?って思います。



そして・・・イクメンの話ですが、日本は男性の育児参加(だったかな?)の時間が少ない、みたいなこと言っていましたが・・・子供が生まれたからってそれまでの生活(仕事)を劇的に変えるなんて無理だと思う。
家のダンナはほぼ平日の育児はしてこなかった人ですが、ハッキリ言ってアタシもソレに全く期待してませんでした。だって、独身の時から今も朝7時半過ぎに家を出て、夜12時近くに帰ってくる人にいったいナニを期待できるんでしょうか?
こういう話をすると「そういう社会を変えなくちゃいけない」みたいな、ある意味模範解答みたいな言葉が出てくるんじゃないかと思いますが、そんなのは無茶な話です。
育児休暇とってる男性も少なからずいると思いますが、自分の印象(あくまでも印象です、明確な根拠みたいなものがあるわけじゃないです)では公務員と大企業(というか「優良企業」)に勤めてる人ぐらいなもんじゃないでしょうか?



そして、例えば「もっと育児に参加しよう」みたいに言ってる人達(ありますよね、そういう「会」みたいなの)はそれが「出来てる」人達なんだよな。育児に限らずですが、出来てる人達から見ると出来てない人達はなんで出来ないんだ?ぐらいな感じ。
実際に出来てない人達が「やりたいけど出来ない訳」とか考えて改善していくんならともかく出来てる人達が考える「やれば出来る」みたいな話だからまったくかみ合わない。



そして、出来てる人達って大抵生活に余裕のある人達、お金とか時間とか。
貧乏人はホント、お金もないし、貧乏暇無しで時間もない。



ホント、日本の国の色々なことを考えてる人達はたぶんみんな生活に余裕のある人達で、本当に余裕のない人の生活は全くわかってないはず。