モノを勧める

以前にも書いてるかもしれません。



あの、アタシのところにたまぁ〜になんですが、先祖供養を誘いに来る人がいるんです。
もうハッキリ覚えてないですが、一番最初は(どうして知ったのか全くわかりませんが)小学校か中学校が一緒だったとかいうことで訪ねてきたはずです。


で、アタシ、本当に申し訳ないですが、アタシはアタシの信じることしかしないって感じなんです。相当なことがなければ、「特に」精神的なモノとか宗教とか、付き合いで行くとかいうことはしません。
だから当然ですが、今までず〜っと断り続けています。


あ、ちなみに内容は宗教とかそういうものじゃなく、とにかく先祖を供養するにはその方法がある。だから騙されたと思って(というか、信じなくてもいいから)やってみて。そうしたら生活に変化があって、今上手くいってないことが上手くいくようになったり、「あぁ、そうだったのか」ってわかるから、だそうです。



で、まぁ訪ねてきて最初に問われるのは「何か問題とか上手くいってないことはない?」って感じなんです。
ここで書いてるとおり、アタシ、今別に耐えられないほどの不満てなくて、毎日本当に有難く満足しながら生きてます。だから当然


「全くないです。」



って答えるわけですが・・・でもやってみればわかるっていうんです。上手くいってないことがあるのは先祖が気付いて欲しいっていう気持ちの表れだって。
そういうもんなのかなぁ。
でも、先祖って一体何時までのこと?「何々家」っていうのが始まったところから?それともアダムとイブみたいなそこまで?
アタシは神様は信じているけど、なんか腑に落ちないんだよなぁ。
言っておきますが、別に先祖なんか関係ないとか思って生きてるわけじゃないです。そうやって繋がってきてるものが今アタシにも繋がっているわけで・・・でもなぁ・・・。



アタシ、こういうことじゃなくても何時も思ってるのですが、自分の信じること、いいと思うものを純粋に他人に勧められる人の気持ちってすごいなって思うんです。



アタシは自分にも、自分の気持ち(というか感覚?)にも自信がないから、アタシはいいと思うけど他のひとにはそうでもないのかも・・・って思うと他人になにかを勧めるってことが上手く出来ないんです。あ、勧めるのもそうですが、プレゼントなんかも。
あ、感想を言うことはできます。感想は「アタシの」感想だから。



あ、こういう性格だからホームページで公開している彫金の作品も・・・周りの人に「コレ、あげる」って言えない。だってもらった人が「別にいらないけど」って思うんじゃないかと思うと怖くてあげられない。


たぶん、他人に何かを勧められる人ってそういう怖い気持ちよりも強い「教えてあげたい!」みたいな気持ちがあるってことですよね。
その気持ちをすごいよなぁって思います。