なにか以前にも同じことを書いてるような気がするので重複しているかも。（してたらしつこくてゴメン。）
よく色々なメディアで子育て論みたいなのを言ってる人が結構沢山いると思います。
アレ、よく自信持って言えるよなぁって、その自信にビックリするし、まぁ参考にするのはいいとしてもその通りにやってもあまり意味はないんじゃないかと思ってしまいます。
だって、理科の実験だって条件を全く同じにして、それでようやく「こうだったからこう」っていう結果がわかるわけでしょ。
それを、そもそも全く違う状況にも関わらずメチャメチャピンポイントなところだけ「こうだからこうしたら」っていうのはちょっと違うんじゃないのかなって思ってしまいます。
そして一番強く思うのは子育ての「成功」っていったいなに？ってことです。
誰もが知ってるような「いい大学」にいくことや誰でもが知ってるような「いい会社」に入ることが成功なんでしょうか。あ、こういうこと言うと「入れないヤツがエラそうに言っても説得力ゼロ」とか言われそうだし、まぁその通りかもしれないです。
でも、アタシが思う「成功」って子供が死ぬ時に「あぁ、幸せな人生だったなぁ」って、そう思って死んでいけたら「成功」じゃないかなって思うんです。
「いい大学」や「いい会社」に入ることは、幸せの条件の一つかもしれないけど、絶対条件ではないと思う。
ましてや、まだ子供が生きてるうちに「成功」って・・・この先ひょっとしてとんでもない、想像も出来ないことがあって、縁起でもないこと言っちゃいますが、例えば自殺しちゃったりしたら・・・アタシにはとても「成功」とは思えないです。（もちろん先のハナシだから誰にもそんなことはわからないと思いますが。）
でも、だからこそ、子供が死ぬ時になって「幸せだったなぁ」って思って初めて「成功」なんじゃないかって思うんです。
で、フツーに考えたら子供が死ぬのって親が死んだ後ですよね、特別な何かがない限り。
そう考えると、自分が生きてるうちに、しかも子供がまだ生きて自分よりちょっとしか生きていないうちに「成功」とかとても言えないって思います。（アタシは。）
アタシって鈍感だから、正直子供が生まれて自分自身が成長したところがあるなんてとても思えないし（第三者から見たら「成長したなぁ」って思われる部分が仮にあったとしても）、子供についても良い子だと信じてはいるけど、本当に良い子に育っているか全く自信がありません。
だから、世の中の「子育ては自分育て」みたいに言える人や自分の子育てを自信を持ってアピール出来る人が本当に不思議というか・・・その自信はどこからくるの？って思います。
あ、統計学じゃないけど、学校の先生みたいな今まで生徒を何百人、何千人見てきたって人はひょっとしたら自分のしてることを客観的にみることが出来て「自分は正しい」って言えるのかも。
でも、アタシはムリ。
