輪行しました!

峠を越えて行くんじゃなく、平な道を走りたいなぁ〜ってことで開通したばかり(でもないか)の北陸新幹線に乗って金沢に行ってきました、一泊二日。



行きの新幹線と宿だけ一緒みたいな感じでダンナの同僚夫婦と二組で行きました。
雨の日でも自転車に乗ってる人はいると思うけど、ウチはそこまで筋金入りじゃないので、本当に天気が良くなることだけを願っていました。天気予報では朝には雨があがって回復していく・・・ということでしたが、新幹線の窓から見える空はハッキリ言って全く期待出来ない感じ。道路なんかの様子から雨があがってから結構時間は経ってる感じなのに、空はこれからまだ雨が降りそうな感じ。(地元の人だったらそういう空でも「晴れてくるはず」とかわかるんでしょうけど。)



そんな感じのまま金沢駅に着きました。



西口の「郵太郎」って誰?



外に出て自転車組み立てて?出発しましたが、そこで同じように輪行してる人達がいました。(組み立ててました。)




のと里山海道脇の道を走りました。幅も結構広くなかなか良い道です。





が、よくあるパターンだと思いますが、どうやらず〜っと続いているわけじゃないみたい。というわけで、途中から(と言ってもどこからかよくわからないんだけど)国道249号(たぶん、アタシはダンナの後にくっついていっただけなので・・・)に入りました。



選択した道が悪いのだと思いますが、コンビニがなかなか出てこなくてちょっとビックリした。
そうそう、折角だから昼御飯は道沿いの食堂とかで美味しいもの食べようよ・・・と言っていたのですが・・・そもそも食べ物屋さんが少ないっていうのと、あっても「準備中」だったりして・・・結局空腹に耐えきれず道沿いにあったスーパーでご飯を買って食べました。あ、その頃にはもう天気はすっかり良くなってました。



途中、地図を確認しながら走り(夫婦揃ってスマホという文明の利器を持ってないのでプリントした地図・・・)、たぶん増穂浦海水浴場辺りで既に2時〜3時くらいだったはず。
宿の到着予定時間が7時くらい(ダンナの予定)ということだったので、アタシは「8時くらいかなぁ」って思ってました。



途中山に向かうような県道(なのかな?)38号のひじょ〜に厳しい坂道を「歩いたり」もしながらようやく海が見えてきた時には正直ホッとしましたが・・・あ、なんだ、海岸て絶壁みたいな感じで全然平じゃないのねって、すごくガッカリしました。道は狭いし結構な坂だし。
この辺りで7時。
坂道を下ったところで、次の坂道が見えた時にはホント「あと30分くらい走り続けたら着くのかな」って泣きたいような気持になりました。




が、なんと!見えた坂道の手前が宿だそうだ、やったぁ〜っ!!
(現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説の舞台となっているところです。)




宿で落ち合うもう一組が反対方向から向かってきていて「もう少しかかりそう」という連絡があったので、沈んでいく夕日を眺めてました。





翌日、朝の7時に町内放送?みたいなので(違うかも)連続テレビ小説のテーマソングが流れてました。




1日目120キロくらいを走りましたが、ダンナが膝が痛いというので2日目もう一組と行動を共にし、完全観光に切り替えました。
で、そうとなったらまぁまぁ時間に余裕があるので、漁船でぐるりと海を回ってくれるという観光に申込ました。(あ、なんとなく乗せてくれるとかいうんじゃなく、ちゃんとした観光客向けのオプショナルツアーみたいなヤツです。)




宿は真ん中より気持ち右側かな、海から見たところです。


たぶん穏やかな海なんだろうけど、ほぼ海に接することなく生きてきた自分からすると「こんな感じなのかぁ」でした。酔うのはイヤですが、もうちょっと「ざっぱぁ〜ん」ていうのを体験してみたいです。(でも、たぶんそんな時は危ないから「観光出来ますよ」なんて誘いもないのでしょうけど。)



その後、輪島の朝市に行こうと自転車で出掛けました。
海は青いなぁ。そして「♪海は広いな、大きいな」




途中チェーンが外れたりもしながら、輪島に辿り着き・・・でも時間がもう遅かったので、ぼちぼち片づけなんかが始まりつつありました。
ここでも折角だから美味しいものを食べようということになり、その辺のお店を覗いてみたのですが・・・・メチャクチャ時間に「厳しい」感じで食べ物や以外のお店は12時に確実に閉めちゃうし(シャッターまでキチンと閉めるくらいキッチリ)、逆に食べ物やさんは12時になったらようやく営業中になるらしい。それを知らなかったアタシ達は「全部予約なのかなぁ」食べるところあんまりないね・・・みたいな感じになりました。



輪島港には「にっぽん丸」がいて町内放送?みたいなので「御見送りに行きましょう」みたいなことを言っていました。
船に対する常識みたいなのが一切ないので「へぇ〜出港していく時は町の人達みんな?で見送りに行くのかぁ」と思いました。


まだ、出港前↑


そこから自転車で千枚田へ。



そこから再び輪島に戻ってくると・・・


出港していくところ↑



輪島からは高速バスで金沢駅まで移動。切符の変更をしたりで午後7時くらいになり、でもまだ新幹線の時間まで時間があるから、と自転車でひがし茶屋街まで。もちろん時間が遅いのでお店はほぼ閉まってひっそりしてましたが、まぁこの辺りはまたゆっくりくればいいよね、みたいな感じです。今回のオマケ。



駅に戻ると、外国人観光客と思われる人が噴水を撮っていたので、アタシも撮ってしまいました。



そして、夜の鼓門・もてなしドーム



いやぁ〜詰め込み過ぎで全部じっくり味わった、というわけではありませんが、堪能しました。
っていうか、流石加賀百万石、全部満喫しようとしたら一泊二日では到底足りない。また次回が必要かも。(ま、それが何時になるか、また何番目になるかは全く未定ですが。)



そうそう、アタシ達は一切触れてないですが、もう一組の話だと「金沢百万石まつり」と「輪島市民まつり」(違ってるかも)があったみたいで、ものすごく賑やかだったとのことです。
(行列があったとかで、早くから場所とりしてたり、とにかく人が多かったそうです。)




なにか、どこの県でもそうかもしれないけど、石川県は不思議だなぁ。
中心部はメチャクチャ都会というか、田舎モンの自分からすると規模が違う「都会」なんだけど、少し離れると人口密度が薄いというか、結局一人一人がものすごく土地持ちってことなのかな。土地の広さ(?田んぼなんかも結構ある)の割に建物が少ないというか・・・コンビニとかもないし・・・。そうそう、道路も結構広い感じだけど、交通量に見合ってないみたいな。(でも広いけど路面はあまり良くない・・・・。)
不思議。
でも、ソレをただ単に「田舎」みたいな言葉では片づけられないようななにかそういうのとは別次元みたいな、とにかく不思議。




二日目は完全観光に切り替えましたが、一応今回は自転車乗りに行くつもりで行ったので、次は「観光」でちゃんと美味しいもの食べて・・・みたいな感じで行きたいです。



ちなみに1日目は10時間くらいで120キロ、コンビニや自販機に寄り過ぎかも。
そして輪行は難しいものだとわかりました。アタシはあんまり自転車のことわかってないですが(ただ乗ってたいだけ)袋に入っている状態の時なのか、バラして組み立てたりっていう時なのか、結構色々なところに不具合が出る。わかってるダンナが一緒だから出来ることだなぁと思いました。


何人かの軽やかに挨拶してくださる自転車野郎さん達とすれ違いました。