とっぷ

これは方言ではないです。
でも面白いので書いちゃいます。



実家では「山羊」を飼っていて、朝晩山羊の乳を飲んでいました。(山羊の乳はメチャクチャクセがあります。アタシは当時はそれが当たり前だったからフツーに飲んでましたが、今でも飲めるかどうかわかりません。牛乳とは全く別モノです。ちなみにアタシがまだ赤ちゃんだった頃は「ミルク」じゃなくて山羊の乳だったので、アタシのお母さんは一部山羊です・・・。)


牛乳より濃くて、それを温めて(というか沸騰させて)飲むのですが、牛乳もそうですが、温めると表面に幕が出来ますよね。アレを「とっぷ」と言ってました。
誰がそう名付けたのか全くわかりませんが家の中ではそれで通用していました。




あ、念のため書いておきますが、当時の田舎ではどこの家でも山羊を飼っていてみんなが山羊の乳を飲んでいたとか、そういうわけじゃないです。
それに酪農家みたいに沢山山羊を飼ってたわけでもないです。あくまでも「山羊の乳」目的で飼ってたはずです。(そもそもの、一番最初の動機?は知りませんが。)
ハッキリ覚えてないですが、アタシが中学生くらいまではフツーに家にいたはず。
(家で飼ってた山羊は「アルプスの少女ハイジ」なんかに出てくる山羊とは生きてる世界が違うみたいで、メチャクチャ凶暴で怖かった。いつも「怖っ!」って思ってた。)