女紋とは?

ニュースじゃないです。
ネットの記事で見掛けました。(たぶん「女紋」とかで検索すればヒットするのでは・・・。)



「皇室に着物を献上し、歌舞伎の衣裳も手掛けている」呉服屋さんが言っているのだから確かなことなのでしょうけど、アタシは初めて聞きました。


関西では自分の印みたいな感じで女性だけの「紋」があって、それは母系で伝達されていくんだそうです。
(喪服や留袖、色留袖の他、婚礼箪笥や鏡台にもその「紋」が付けられるんだそうです。)
その「紋」は家紋とは別に女性がつける紋だって。



へぇ〜・・・残念ながら関西の方に友達がいないので実際にどういう紋を使っているのか正直ピン!とこないです。
実家辺りというか、アタシ自身は実家の家紋の入った着物を持って嫁入りし、それを着てますが、記事によれば「女性が使う紋としては強すぎるものがあったりして【奇異に映る】」とのこと。



へぇ〜・・・アタシのきものってわかる人が見るとヘンなんだぁ・・・。



更に丸で囲うものは領土を示し、剣と同様に武家の紋と言われているらしく「丸で囲ってある場合は、その丸を細輪や雪輪のような優しいものにしていただく方がいい」「着物の印象がより女性らしくなりますし、お客様もご満足いただけます。実際に替えられる方がほとんどです」とあるんだけど・・・そこまでいったらもう単純に自分の好きなマーク、目印をつけるみたいな感じじゃないかとアタシは思ってしまいます。



古い人間と言われると思いますが、アタシの中での「紋」て紋の意味が男性向き?とかそういうことじゃなくて、正に一族みたいな、そういう「筋」を示しているものじゃないかと思うのです。
だから、勝手に(勝手じゃないのかもしれないけど)家紋の一部分を変えてきものに入れるのは・・・アタシにはものすごく抵抗があります。



あ、まぁ、これからず〜っとそうしていこうってことになってアタシが「初代」みたいな感じで「女紋」を作ってそれを娘や女の孫が引き継いでいくっていうならまぁ「筋」ってことになるのかもしれないけど・・・。



関西の方々は本当にそうして女紋を引き継いできていて、これからも引き継いでいくんでしょうか。
あ、なにかものすごく偉い人達(公家とか大名とかみたいな)じゃない人達、アタシみたいなフツーな人達がどうしてるのかすごく聞きたいです。




ちなみに記事では女紋という習慣?があるのは愛知県岡崎市よりも西(というか南?)で、それよりも東(北?)にはない(普及してない)そうです。
(記事によるとこれは「徳川家康」が原因ではないかとのこと。岡崎は家康の出身地。)



実際にきものに慣れ親しんでいる人(出来ればものすごく御歳を召された方)にその辺りを詳しく聞いてみたいです。