「憩いの場」とか在り得ないような気がする。

ネットの記事です。(【噴水、女児の股間直撃し重傷 水圧の威力、注意を】で検索すればヒットすると思うので興味があったら読んでください。)
ザックリ言うと、女の子(4歳)が噴水の吹き出し口をまたぐようにしゃがんだところ噴水が噴出して陰部を直撃し内部に傷を負ったということです。



なんかなぁ・・・フツーに住みにくいというか、もっと言ったら「生きにくい」世の中になったもんだよなぁと思う。


この噴水は公園にあって【池は立ち入り禁止で、貼り紙で「危険です 入らないでください」と注意を促していた】そうです。ただ【子どもでも容易に入ることができ、子連れでよく公園を訪れる女性は「暑い日は10人以上の幼児が池で遊んでいる。手や足で噴水の噴き出し口を塞ごうとする子たちを見たことがある」】そうです。



あの・・・確かに目の不自由な人とか日本語が読めない外国の方も遊びにきてるのだろうから「張り紙」だけの注意では不十分かもしれないとは思います。けど・・・実際に事故にあったのは日本の方のお子さんみたいだし、そうならやっぱり親が注意すべきなんじゃないかと思います。
で、仮に記事の通り「手や足で噴水の噴き出し口を塞ごうとする子たち」がいるとしたら、それも親がちゃんと注意すべきだと思う。
他の人もやってるからいいのかな、みたいな考えは良くないと思う。(とか言ってもアタシも歩いていて誰もいない時に信号無視とかしちゃうことが「結構」あるから大きなことは言えないけど。)



で、記事に対するコメントには「子どもでも容易に入ることができ」っていうのがそもそも良くないっていうのもあったのですが・・・正直、アタシはこういうのもどうなのかなぁ〜と思ってしまいます。
もちろん公園には子供だけでくることもあるかもしれないから容易に入れたら入っちゃうのかもしれないです、だから囲いとかちゃんとしろって言いたくなるのもわからないわけじゃないです。
でも・・・そんなこと言ってたらキリがないんじゃないかと思います。子供が絶対に入れないようにするんだったら鼠返しでもつけた2mくらいの塀でも作るしかないんじゃないの。あ、透明な素材だったらそれで見えるからいい感じなのかな。
けど、池?に限らず「安全な場所」なんてないんじゃない?フツーの公園に安全を求めるとしたら憩いの場なんてなくなりそう。


なにか・・・そうならないような「造り」にすることも大事かもしれないけど、そういう場所の使い方とか気を付けなくちゃならないこととか、そういうことを「教育」することが大事なんじゃないかと思います。
(こういうことを言うと教えてそれを子供がちゃんとやるわけないとか言う人がいると思うけど、だから大人は同じことを繰り返し根気強く教えなくちゃダメだし、それが出来るようになるまでは子供から目を離しちゃダメなんだと思う。)


で、これはアタシが思うことなのですが、大抵の「ダメ」ってことには理由があって、「だから」ダメなんだよってことをちゃんと教えるのが大人の仕事というか、大人がすべきことなんじゃないかと思います。
そういうことをしないうちに(そういう部分の努力をする前に)「かんたんに入れちゃうから入れないようにしなくちゃ」っていうのは・・・なんかなぁとアタシは思っちゃいます。