野望を遂げるのはまだまだ先みたい

昨年中、今年のお正月は家族全員できものを着て出掛けるという野望を掲げてきました。
で、今年のお正月で家族全員のタイミングが合うのが元日のみ。
ただ、アタシはきもの上級者ではないので天気が悪い日にわざわざきものを着るところまでの情熱はないのです。


というわけで、天気予報を見ると朝はイマイチな感じですが上り坂、午後には晴れてるみたいなので「よぉ〜しっ!野望を現実にするぞ!!」みたいに思いました。


というのが朝の話です。



その後、たぶん9時か10時くらいだったような気がするのですが、昨日の夜から茶の間で転寝していた娘がむくっと起きだして「ちょっとゲームしてからお風呂入らなくちゃ」ってゲームをやり出したんです。「洗濯もしなくちゃ」って。



で、アタシの感覚だと「ちょっと」って30分か、まぁせいぜい1時間がいいところ。それに「いい大人」なんだからそういうことに対していちいち「早く」とかアタシは声は掛けたくないんです。




で、そうこうしているうちに昼が過ぎ・・・結果2時過ぎくらいに「じゃぁ先にお父さん達が着替えちゃおう」と着替え始めるとようやくお風呂に入って・・・洗濯機を回し始め・・・



ダンナと息子の着付けが終わったところで娘が風呂から上がって・・・みたいな感じになったのですが、ちゃんと寝てないうえにガンガンゲームやって、そこでお風呂に入って・・・となるといい気分で眠くなっちゃうじゃないですか。



この段階で「ねぇ、まだ時間掛かるの?」と聞いたら・・・



「えぇ〜・・・もう面倒くさいなぁ、アタシは行かなくてもいいよ、みんなで行ってきたら」って。



はぁ?



この時3時過ぎくらい。
一緒に出掛けると思ってるからず〜っと待ってたわけで最初から行かないならもっと早い時間に出掛けられたじゃん。
そんなわけでアタシも「じゃぁもういいかな」みたいな気持ちになり、「じゃぁ今日はやめるか・・・」と言ったら・・・
それまでず〜っときもの姿で待っていたダンナが・・・


普段は本当に穏やかなダンナですが、ダンナの中の堪忍袋の緒が切れたみたいで「チッ」と舌打ちして
「なんだよ、ここまでやっておいて・・・」
とメチャクチャ不機嫌になり、サッサときものを脱ぎに行った。



もう完全に不穏な空気、険悪な空気蔓延。
はぁ〜・・・新年早々・・・。




結局今年の家族全員できもので出掛けるというアタシの野望は遂げられることなく、来年に持ち越し。
が、今年の収穫としてはダンナも息子もものすごく積極的というほどではないにしてもきものを着ること自体はOKということ。
そしてまずまず似合ってた、ふふん♪



それにしてもあの時、どういう対応をしていたらダンナの機嫌を損ねることがなかったのか考えてしまう。
無理矢理「早く用意して行こうよ」と娘を急かして用意させたら良かったのか。
それとも娘を残して「じゃぁアタシ用意するから三人で行こう」というのが良かったのか。
謎・・・。