なんか違うような・・・。

ネットのニュースで見ました。【津波浸水想定区域 風評懸念、標識撤去 地元要望で静岡市】で検索すればヒットすると思うので興味があれば読んでください。
ザックリ言うと「津波がきたらこの辺が水没するよ」っていう看板が設置されていると印象悪くて、それが人口減につながるから外してという要望が出て、それに応えて外しましたってことなんだけど・・・。



どんなに強く要望されたか知らないけど・・・そもそもソレって必要だってことで設置したのでは。なんかそんなに簡単に?外すんだったらそもそも設置しなければよかったのに。
逆に本当に必要だってことで設置したのだったら要望があっても「必要なんです!」って外さなければよかったのに。


一応「静岡市」ってことなので・・・市役所?とかでこういうの考えている人は「一応設置しとくか」みたいな感じで設置するのはやめた方がいいと思う、税金ですよね。



そして、その標識ですが・・・地元って、たぶんそこに住んでる人達が「印象悪いな」と思ったのだと思うけど・・・印象とか言ってる場合なのか。アタシは津波とは縁遠い場所に住んでますが、日本を含め世界各地で起きた津波の報道見てるとまさに命がかかってるわけで・・・印象と命、どっちが大事なんだよって思います。
そんなに印象悪いもんなのかな。



以前出掛けた時(なにかで書いてるように思いますが)津波はこなくても川があふれたら水没する場所の電柱の上の方に(その地域から川は全く見えないのですが)「ここまで水がきます」っていう看板みたいなのが付いていた。(今もあるかは不明ですが・・・そのままじゃないかと思う。)
そういうのを見掛けて「こういう看板いいな」と思った覚えがあるアタシとしては・・・「風評被害かぁ・・・」って、なんか違うような。
(家も川があふれたら2階まで完全水没する地域。)



逆にその看板がなかったことで、例えばこれからそこに住む人が「この辺は大丈夫なんだ」みたいに安心していて現実に津波がきたら「津波がくるってわかっていたら(予想されてたなら)そういう表示をしておいて欲しかった」みたいなことになるんじゃないの?



なんかなぁ・・・要望した地元に対してもなんか違うような気がするし、せっかく設置したのに要望だからって「すぐ」外す市に対してもなんか違うような気がする。
イヤ、ホント、なにかをやるにあたってもっとよく考えた方がいいんじゃないの。