知らない仕事は簡単そうに思えるみたい。

以前にも同じようなことを書いてるはずですが、今回はダムのハナシ。
【ダム放流、国「ルール通り」住民「計画性ない」】で検索すればヒットすると思います。興味があれば読んでください。
ザックリした内容は・・・今月初めの豪雨でダムがいっぱいになりそうだった(なった?)から流入量分を放流した、で、そういう運用に対して「それはどうなの?」みたいなことです。




先日「人間てポジティブ」みたいに書いてますが、これもまさにそういことなのでは。
自分の知らないことについてはメチャクチャ能天気というか、簡単に考えるように出来てる感じがする、人間て。



これは「仕事」についてだけど、人間て全てのことにおいて経験したことのないことについては楽観的になるように出来ているんじゃないの。
(まぁ経験してない「未知」の部分に対してネガティブなことしか思えなかったら「チャレンジ」みたいなことは出来ないわけで・・・。)



アタシはダムの運用の仕方とか全く知りません。けど、今回のことについて記事を読んだ感じ「豪雨に備えて通常の1.5倍の貯水が可能」だったみたいです。ってことは、普段ダムに関わっている人達(それは「今」だけじゃなくて「今まで」関わってた人達も全部含めて、だと思う)の判断として最大限の対策をしたってことじゃないかと思います。場当たり的、思い付きでルールを決めてるわけじゃないはず。結果、1.5倍以上の雨が降ったって、そういうことじゃないの?
それについて「もっと計画的に」とか言われても・・・どうすりゃいいの?



なにか全ての仕事について(だけじゃなく世の中の事柄全てに言えるように思いますが)自分が細かく内容を知らない仕事って「ラク」そうに見えるみたいな感じがする。



今回のことは結果として非常に残念だったかもしれないけど、今回のやり方が間違っていたわけじゃない。
現時点として、今後もっと良いやり方が「あるかもしれない」ってことを考えるしかない。