優秀な凡人。

世の中で(特に)成功している人は「努力すれば夢は叶う」って言いますが、アタシはそんなことはないと思ってます。
成功している人は「その道」の才能がある人だと思う。


あ、誤解されるとイヤなので強く言っておきますが


才能+人一倍の努力+運=結果


と思っているので、才能があればなんの努力もしなくても上手くいくとは全然思ってないです。



で、難しいのは

才能=好きなこと


ではないところ。自分自身にもまわりの人にもなかなかその人の才能(その人の中にある一番優れた部分)に気付けない。
だから、たまたまなのかまわりの人が気付いてそれとなくなのかわからないけど小さい頃から


「才能=好きなこと」である人、「才能=好きなこと」になった人は本当に運がいいと思う。


よく教育関係の人達が「元々得意、不得意はない」って言っているのを聞きますが、確かに元々はないかもしれないけど、結局そういうのって自分の失敗や成功体験、またはそれに対するまわりの反応で出来上がるもので・・・意外に早いうちから出来上がってるように思う。
で、多くの場合上手くいって褒められたりすると嬉しいから好きにならない?それって「一番優れた」ではないかもしれないけど才能あるからじゃないのかな。


一方、


好きなこと=才能


だと思い込んでいてその才能が自分の中の一番かどうか、他の人よりも優れた才能なのかってことが客観的に判断出来ないことが残念。
(まぁ「好き」だからやるっていうのを否定したいわけじゃないです。「趣味」であれば大抵は好きでやってることなので。)



世の中の多くの人は自分の才能に気付くのが遅いか、気付けないか、才能がないかのいずれかに入っていると思う。
なんでもそうだけど物事にはタイミングがあって、ホントはメチャクチャ才能があったとしても例えば運動みたいなものだったら肉体的なピーク(それは競技によって違うんだろうけど)があるから(たぶん)早く気付いて早く始めた方が絶対上手になると思う。たとえば、30歳過ぎてから「自分はこの競技に向いてる」と気づいたとしても(仮に他の人と同じくらいのスピードで上達するとしたら)40歳、50歳でトップ選手になれるかといえば無理じゃないかと思う。
(くれぐれも言いますが、趣味でやるのもダメとかそういうことを言っているわけではないです。)



アタシ自身はホント才能なんてなくて全てが並みって感じです。
こういうのって努力しないヤツの言い訳だって言われると思いますが、「努力しよう」って思うそういう気持ちも含めて並みか・・・あるいは並以下かなと思います。



ですが最近すごく思うのです。
全てがぼちぼちな感じですが・・・ある意味これって「優秀な凡人」じゃないかなって。