結局捨てることになる。

よくニュースとかで「フードロス」っていうんですかね、まだ食べられる食品を捨てるっていうのをやってますが、アタシは基本的に「捨てる」ことなんてないよなぁ・・・と思ってました。
そもそも食べようと思って買ってきてるので「残る」なんてことはまずない感じ。
たぶん買い物も「一週間まとめて」みたいなことをしていなく、「ほぼ」冷蔵庫なしでもいいくらいな感じに今日食べるものを今日買うみたいな感じだから・・・まぁ経済的に「節約」みたいなことにはなってないかもしれませんが。
そしてお中元とかお歳暮とかでいただくものも有難く消費しています。



しかし!ありました。食べられるのに捨ててるものが!



メチャクチャ罰当たりなのはわかってますが「もらったリンゴ」の処置に毎シーズン困っています。
これは本当に失礼なことなのですが、リンゴって(というかたぶん全ての農作物って)その土地によって出来が全然違うんです。
育てる技術以前の土地の向き不向きみたいな。
もちろんず~っと「ソコ」で作られたものしか食べていなければそれが普通なのでしょうが、アタシは今よそからもらうリンゴがハッキリ言って「不味い」と感じるのです。もらっておいてソレはないだろうと思いますが、最近ではもう「リンゴはキライ」と言い切ってしまうぐらいです。
(そしてたぶん家が「もらっている」リンゴはたぶん出荷出来ないレベルのものなので、そもそもお店に並んでいるような品質とは完全に違います。)



そして、アタシはリンゴの煮たの(というか火が通っているもの)は最初から好きじゃないのです。アップルパイとかもみんなが美味しいと言っていたとしてもアタシは「キライ」なのです。



しかし、そもそも生で食べて美味しくないリンゴなのでもう煮るしかない。(そういえばアタシはリンゴのジャムも好きじゃない。)
が、家族の中で煮たリンゴ(カッコよく「コンポート」と言っても好きじゃない)を好きというかまぁまぁ食べるのはダンナぐらいなもの。


以前「アタシはリンゴはキライだから食べないけど、煮たらちゃんと食べるの?」と聞いてみたら「食べますよ」というからものすごくアテにして煮たのですが・・・なんかダンナの中でもブームみたいなのがあるのか、確かに食べる時は食べるんだけど少しずつ続けて、みたいな感じでは食べてくれない。


そうすると・・・腐ります。


少しずつ作ればいいじゃないかと思われるかもしれないけど、そもそも貰ってるリンゴがすごく多いので例えば毎日1個ずつ作る・・・みたいなことしていたら夏になってしまう。(っていうか、生のまま腐っていくと思う。)



正直、アタシは作るところまでは責任持って作りますが(なにもしないまま腐らせたりして捨てるのは罪悪感・・・)その後については責任持てない。
ふぅ~・・・。


折角持ってきてくれるので「いりません」とも言えないし、例えば高品質なものだったりしたら他の誰かにおすそ分けも出来ますが、そもそも出荷出来ないっていうのはキズがあったり生育不良だったりっていうそういうレベルのものなんです。
しかも持ってくるほうも本業が忙しい時には持ってこれないので家に届く時にはキズから腐り始めていたりって、そういうのです。
だからとても誰かにあげるなんてことは出来ない。



リンゴに関しては毎年もったいないけど捨ててます。
ついこの前も煮たリンゴがだれにも食べられずにカビが生えてきてたので、一応アタシはやるべきことはやった・・・みたいな感じでそれでも処理できなかったんだと思って捨てました。


リンゴのためにジューサーとか買えば・・・消費出来るかなぁ・・・。