HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)

以前ネットかなんかでも読んだ気がしますが、今回は新聞記事です。

アメリカの心理学者エレイン・アーロン氏が2002年頃に提唱し、ここ数年で日本にも広まり始めた。感触やにおい、音、味、人の気持ちなど、何に対して特に敏感かは人によって違うが、
深く考える
刺激を受けやすい
共感力が高い
ささいな変化に気付く
という4点が共通するという。
15~20%が該当するとの調査もある


●HSCによく見られる特徴の例
うるさい場所が苦手
すぐびっくりする
物事を深く考える
ユーモアのセンスがある
匂いや外見など、ささいな変化によく気付く
他人の苦しみによく気付く
痛みにとても敏感
一人になる時間が必要


●特に5歳未満
ちょっとしたことでよく泣く
あまり寝ない
服がチクチクしたり、タグが肌に当たったりするのを嫌がる
人見知りする
親の心を読む

↑と新聞に書かれていました。


ハッキリ言ってアタシのことだと思います。(もう子供じゃないけど・・・)が、他でも書いてると思いますが、アタシは「完全にコレ」みたいなそういうハッキリしたのじゃないと勝手に思っています。俗にいう「グレーゾーン」みたいな感じ。
だから「障害」とか「病気」とか「~症」まではいってないと思っています。


そういうわけで正真正銘の「HSC」のヒトには通用しないんだと思いますが、たとえば「学校に行くと疲れる」みたいなのも、すごく頑張って頑張って我慢して学校に行っていて、結果的に鬱になるとか心身に異常が出てくるまでの我慢は必要ないと思いますが、将来的に社会に出て「一人で生きていく」ためには「疲れるから学校に行かない」って即そこに結びつけるのはどうなのかな、とも思います。
言葉で言うのは簡単ですが「折り合いをつける」みたいなことです。


誰だって(それが病気とかみたいなことに関係なくても)イヤなことはしないで済めばそれにこしたことはないですが、一生触れずに生きていくわけにはいかないです。(まぁ引き籠って餓死していくという決意ならそれでも良いですが。)

そういうこと考えると(まぁこれからの世の中は誰とも接しないでも生きていける環境になっていくような気はしますが)自分の心身の状態と「世間体」のバランスとって生きていくのが一番いいんじゃないかと思います。



いやぁ~それにしても「特に5歳未満」の「服がチクチクしたり、タグが肌に当たったりするのを嫌がる」っていうの、確かに敏感には違いないけど・・・これって肌の性質、特性みたいなもので、アタシからすると「肌が弱い」って「だけ」のハナシではって思ってしまいます。
っていうか、アタシはむしろ若くて健康だった頃にはあまりそういうのは気になりませんでしたが、歳をとってからメチャクチャ気になって(勝手にこれも肌が老人特有の乾燥で抵抗力みたいな、そういうのが落ちてきたんだと解釈しています)襟のところについているタグは全部脇に縫い付け直しています。でも、タグがチクチクする、みたいに思ってる人って世の中に結構多いんじゃないかと思ってましたが・・・違うの?


まぁでもアタシの場合は本当にラッキーなことに(ラッキーな時代だったから?)こういうアタシの「様子」に対してまわりからとやかく言われることもなく、言われなければ自分の中で気持ちを処理するだけなのでこうやって生きてこれている。
そして、アタシのこういう状態は「HSC」なのか、そうでないのかは医者(心理学者?)でないのでよくわかりませんが、別に名前がつこうがつくまいが自分自身が納得してるので(勝手に色々解釈してるので)現状特に困ることもない。



あ、でも小学生ぐらいで良くある「みんなで元気に明るく遊ぶ」のが「いい子」みたいな定義はホント苦痛ではあった。
(そして「暗い子」っていじめに合いやすいので・・・今時は大変かも。)