捨てるということ。

断捨離とか世界中で絶賛されてるらしい「ときめく」なんとかいうのとか・・・まぁ世の中ほぼ全て「趣味のこと」だと思ってるアタシからすると、そうやってモノを捨てるのとか整理するのとか、それ自体が趣味なんだろうなと思う。



モノが少なく整理されたところで生活することを否定したいわけじゃないですが、そもそもアタシの考え方の根本は「ヒトの一日は24時間」てことなんです。
仮に趣味を10個持ってる人が1日のうち1時間ずつ趣味に使ってたら10時間必要で、そしたら整理とかしてるヒマがないです。
もちろんこれは極論ですが、そういうことなんじゃないかなって思います。
しかも全くモノが必要ない趣味だったら時間だけの話ですが、大抵の趣味はモノが必要で、趣味が多くなればなるほどモノも増えてしまう。



「片付け」の本のキャッチコピーみたいなのに「スッキリするとやりたいことが見つかる」みたいな感じのことが書いてありましたが・・・アタシは逆なんじゃないかと思ってしまいます。やりたいこと、やっていることが多いから片付かない。
こういうとそれは言い訳だといわれるかもしれないですが、人間なにかするのには時間がかかっているはずで「結局片付け方がわからない」とか「もったいなくて捨てられない」とか、そういう問題じゃないのです。
っていうか、本当に単純にそれだけの理由で捨てられない人がいるとしたら・・・ホント、片付けることを趣味にしたらいいんじゃないの、とは思います。



家は狭いうえに床にまで色々なものが置いてあるような「片付いていない家」なのですが、よくニュースとかで取り上げられるような「ゴミ屋敷」までではなく・・・だったら「頑張って」片付けや捨てることを趣味にするまでもないかなと思っています。


人間生きていくにはなんらかの「欲」がないとダメだと思ってる。