確認できないくらい「虐待」が多いのかぁって・・・。

ニュースの感想に入れてますが、新聞記事で読みました。

札幌の2歳児が衰弱死したっていうので、虐待通告があった場合、児童相談所が「48時間以内に直接子供の安全確認をするルール」というのがあるらしいですが「実際には間に合わないことが多い」そうです。


とりあえず新聞に載ってたのでは札幌市の人口約196万人に対して児相の児童福祉司は49人、配置基準の4万人に一人は満たしているけど、職員は常に百数十件の案件を抱えているから夜間は電話相談を受けるだけで緊急性が高いと幹部が判断しない場合は翌朝に回す、とのことです。


アタシは児相にハナシがいくような「虐待」の内容とか全く知らないので「虐待」というとニュースで見聞きするようなの「しか」想像出来ないのです。なんていうか、もう日常的に虐待されてる、みたいな、それこそ「命にかかわる」ような。
で、職員は沢山案件を抱えているからってハナシが出てくるってことは、もうその百数十件×49人というおびただしい数の命にかかわる虐待がされているってことで・・・アタシはそっちの「現状」が怖くなりました。



ホント、何の仕事でもそうですが、自分がやったことのない仕事って「ラク」というか「もうちょっとなんとか出来るんじゃないか」みたいな気持ちがしてしまって(まぁだからこそ未知の領域に挑む気持ちも生まれてくるわけですが)アタシの楽観的な気持ちとしては常に百数十件の案件を抱えていたとしても、それにしても「相当ヤバイ」のと「まぁ気持ちマシ」みたいな、そういうのってわからないのかなぁとか思ってしまう。


そして、今回の場合は「緊急性が高い」とも判断されなくて、結局翌朝だって直接見に行ったわけじゃないんですよね?


なんかなぁ・・・ホント、現場を知らないからもうちょっとなんとかならんのかって思ってしまいます。
とりあえず縁起でもないこと言いますが、今回のことが「緊急性が高くない」って判断されてるってことは今職員がかかえている手が離せない「百数十件×49」人の子供が命の危機にさらされてるってことで・・・まだまだこういうニュースが出てくるかもねってことです。