記事じゃなく、ついてるコメント読むと「働き方改革」不要と思ってしまう。

【「実際、俺の金…妻は働いてない」理解発言で“火だるま”】で検索すればヒットすると思います。


記事の内容よりも、この記事についてるコメントが非常に興味深い。(もちろん全部が全部ってわけではないです。)


まぁアタシ達夫婦は「昭和」生まれの古いヒトだからなのかもしれないですが(というより「職種」?)ハッキリ言って今時の夫婦みたいに家事、育児半分半分で、なんて全く出来ませんでした。
で、コメントに多く見受けられるのが(たぶん)男性だと思うのですが「家事なんてたいして大変じゃない」っていうものです。
言っておきますが、アタシ自身も家事をパーフェクトにこなしているわけではないから「たいして大変じゃない」って言われたら「まぁそうかもね」と言わざるを得ません。


が、ここで一言いいたい。


大変か大変じゃないかってことじゃないのですよ。こういうコメントしてる人って家にいる時間がそこそこ長い人なんじゃないかと思います。朝家を出て、日付が変わる前後くらいに家に帰ってくる人は、例えば洗濯とか、洗濯機がボタン一つでやってくれるにしてもそれを干すとか、そういうことしなくちゃならない。
今自分が元気な人は「干すぐらい大したことない」って思うかもしれませんが、実際朝から晩まで働いて帰ってきてソレをするだけの「気力」ってなかなか出ません。(個人的には体力より気力かと思う。)もちろん、世の中にはソレが出来る人もいるとは思いますが、少なくともアタシは無理かなって思います。(実際独身の頃にそういう生活をしていて平日はそんなことしていられなかった記憶が・・・。)


そう考えると家のダンナはよく世間のダンナ様方の「最低ライン」の家事みたいに言われてる「ゴミ出し」すらもしたことがありません。(アタシが出産で里帰りしていた時もゴミ出しはしてなかったので、たっぷりゴミがたまっていた。)が、アタシはソレもわかっていて結婚してるので特段不満もないです。


なんだか「家事なんてたいしたことない」とか「半分半分でやってる」とかいうのを見ると・・・最近よく言われる「働き方改革」する必要ないような気がする。
っていうか、それこそ家のダンナみたいな「老人」が若者みたいな働き方してるのこそ「働き方改革」でなんとかして欲しいと思ってしまう。


以前から言ってるように「効率」とか「密度」とか言われますが、人間には1日24時間しかないってところが重要だと思う。