某社長が拡張型心筋症の子を助けるために寄付、みたいな話です。→タイトルの一部ですが【心臓病子供支援で不平等の声に反論】で検索すればヒットすると思います。
以前この社長の会社とか建築中の自宅とかをテレビの番組で取り上げてるのをチラッとみました。
会社の椅子ひとつにも何百万（だったかな）もかけられるような儲かってる会社みたいだし、当然そういうところの社長ならばお金も沢山持ってると思います。
（そういえば宇宙旅行でしたっけ、それもするんですよね？）
だから、まぁ自分のお金をどう使おうとそれはその人の勝手だと思います。だから「いいんじゃないの」ぐらいな感じです。
が、ここで疑問が。
アタシは拡張型心筋症の重篤な患者（特に小さい子）が日本中にどれくらいいるかとか全く知りません。
仮に１００人いたとして（それが多いのか少ないのかもわかりませんが）次々というか、一か月か半年に１度くらいの頻度で「この子が困っているから助けてあげて」って連絡がきた場合、自分のお金が続く限り同じだけのお金を寄付してあげるのかな。
あ、もちろん自分で出せなくても今や全世界と繋がってる世の中です。全世界の人から「１円ずつ出してあげようよ」みたいな感じで寄付を募るのかもしれませんが。
それとも今回は新年早々のお年玉的な感じでしかも先着順みたいな感じで一番最初に「目に入った」から「寄付したい」って思ったのでしょうか。
イヤな言い方かもしれないけど、お金の使い道はお金の主が考えることだから「今回限り」って思って寄付したんだとしてもそれは別にいいと思います。
アタシだって「寄付お願いします」って言われて片っ端から寄付してるわけじゃない。（某社長なんかからみたら寄付してないのと同じくらいの額ですが。）
でもなぁ・・・ソレ、患者側からしたら「あの子には出したのに」って感じじゃないのかな。（まぁ出してもらって当たり前ってわけでもないから「逆恨み」みたいな感じになっちゃうのかもしれないけど。）
なんかなぁ・・・「助けたい」って気持ちを否定したいわけじゃなくて・・・この先も同じようにしていくつもりなのかなぁ、そこが知りたい。
あと・・・アタシは医療業界？について全くしりませんが、お金があるから先にしてもらえるとかそういうんじゃなく重篤な人からやってもらえるそうです。となるとお金は関係ないってことなの？手術とかにかかる金額じゃなくて海外に行くっていうためのお金がそれだけ（今回の場合は３億５千万だそうです）かかるってことなの？なにか謎です。
でも逆を言ったらお金を用意した順に海外に行けるってことで・・・そうなればやっぱりお金で順番を買ってるような気もするなぁ・・・。
う〜ん・・・アタシにはよくわからないです。
ちなみにアタシの友達にまさにこの病気の子がいて「助ける会」みたいのが出来て寄付もしました。
希望するだけの額が集まったはずで、海外に行くハナシも出てたはずだけど、容体が安定してたかなにかで先延ばし（様子見）してた時に急変して亡くなった。
その後、集まったお金の使い道についての報告があったはず。（寄付してくれた人に返さないで同じ病気の人のために、みたいな感じだったはず。）
もう２０年以上も前のハナシです。
