アカデミー賞

賞を獲った、大絶賛されてる韓国映画を見てきました。
感想です。


アタシは映画通でもなければ映画好きでもないメチャクチャ一般的なおばさんです。
見た感想は・・・グロいコメディかな、ぐらいです。

たぶん韓国に住んでる人にとっては(韓国のことをすごく良く知ってる人にとっては)社会問題というか、深刻な内容なのかもしれないし、描かれている社会情勢というかそういうのも多少はわかるつもりですが・・・アタシの心情的にはなにか共感出来なくて(全くわからないわけではないですが「共感できない」)そういう意味で「面白い」ぐらいです。
(登場人物の誰にも共感出来ない。言っておきますが、気持ちはわかるけど「そうそう、そうだよね」とか「アタシもそう思う」っていうのが無い。)


アタシがアホなだけだと思いますが(結構コレに限らずドラマとか映画とかを見ていていつも思ってるのですが)時間の経過が良くわからないんです。だから「そんなにうまくいく?」みたいな違和感もあって、更に「共感出来ない」から良く出来てるなぁ~、面白いなぁ~ぐらいな感じになっちゃう。(まぁ映画としてはそれで十分なのかもしれないけど。)



評論家かわからないけど誰かがこの映画には「悪役」がいないと言っていたんだけど・・・イヤイヤイヤ、アタシからしたら悪者だらけじゃんて感じなんです。
(悪役と悪者ってイコールじゃないのかな。)
人間てコワイなって感じ。
あ、あと一番うまくかけてるなぁみたいに思ったのは(なんか言葉にするとすごく上から目線な感じですが、そういうことではないです)犯罪者の心理ってこういう感じなんだろうな、とか、現実の世の中で元々は良い人なのに大金持って人が変わるみたいなのがあるじゃないですか、そういうヒトの気持ちみたいなのが前面に出てる感じは良かったです。


映画見てつくづく「コツコツ地味に生きてるのが一番いいな」って思いました。



アタシの中では「グロいコメディ」で・・・何回も見たいと思う映画ではなかったです。