政治家ってお金のことは考えないの?

国会中継を聞いていたら(たぶん野党の人が)新型コロナウイルスで休業した場合の補償について質問していて「1日4100円(←だったかな)では4時間働いた分ぐらいで、それでは少なすぎるからもっと多く出してください!」みたいなことを質問していた。


あの・・・そりゃぁ貰う側だって多いにこしたことはないです。もうこの際1日10万出しますとか言ったら「わぁ~い」みたいに思います。


でも・・・言ってる議員はそのお金をどこからもってきたらいいとかちゃんと考えて言ってるのかなって思います。まだ「非常事態」ではないようですが、働いて給料稼いで生活してる側からしたら緊急事態と言っていいと思う。そんな緊急事態なんだからお金出してあげてよって言うのは「国民目線」なのかもしれないですが、でも一方ないものは出せないというか、どこかを切り詰めたりしなければ(まぁ予備費なり「補正予算」なりやり方はあるのかもしれないですが)ポンポンお金って出せなくないですか。


国家予算と貧乏な一般人の家計とは違うとは思うけど、自分ちの家計を考えても蓄えがあればハナシは別ですがそういうのがなければ借金しなくちゃならない。じゃぁ借金すればいいじゃんて、もうこれまでだって恐ろしいくらい借金してること考えたらなんでもかんでも「お金出します」って、そういう考え方って良くないんじゃないの。


日本国民の数を考えたらまったく足りないですが、こういう質問してる人が「じゃぁ非常時なんで国会議員は数か月間ボランティアってことで、その分の給料を補助にまわしたらどうでしょう」とか言ったらいいんじゃないかって思ってしまいます。


なにか、「国民のためを思って」なのか「国民目線」なのかわかりませんが、そりゃぁお金出してもらえるっていうなら貰う側は嬉しいけど、ただ出しますじゃなくて「どうやって出すか」っていうのを考えるのが政治家じゃないの。
単純にやり方の提案(議論)もなく「お金出してあげてくださいよ」ってメチャクチャ無責任というか、単なる人気取りみたいな気がしてしょうがない。


出せないなら出せないでしょうがないというか、こういう時に出せるようにしておくってことを普段から考えるのが政治家なんだと思うんだけど。