「新しい生活様式」

これってこれからず~っとこの「様式」で生きていくってことなの?


アタシ自身は引きこもり体質だからあまり人の多いところに行きたいとは思わないんだけど、一方で大勢の人が集まった時の「熱気」みたいなのは嫌いじゃないのです。
人との間隔をとらなくちゃならないのはしょうがないと思うけど、じゃぁみんなでメチャクチャ密着してやるようなお祭りとか、そういうのは今後やらない方向で、みたいになっていくんでしょうか。対策をキチンとしたらいいよってこと?(伝統文化消滅の危機ぐらいに思う。)
なんか物語の世界じゃないけど、生き物には「気」があると思うわけです。「元気」の気「覇気」の気、「気配」の気みたいな。
そういうのってアタシは「直接」じゃないとなかなか伝わらないものじゃないかと思うのです。で、それって正に現実の距離が結構重要なんじゃないかって。


リモートワークとか、オンライン飲み会とか、まぁそれでいい人はいいのかもしれないけど(今時の人はむしろそれを歓迎してるのかもしれないけど)アタシ個人としては「わざわざ」ソコに行く、みたいなことやソコに行って会うっていうことに意味があるように思い、きっとこういう感覚は「古い」のかもなぁと思う。
今の時代を生きてる人はオンラインでも「気」を感じるくらいに敏感なのか、古いアタシが鈍感過ぎるのか。


アタシのイメージとしてはオンラインとかって「繋がる」とは言うものの、なんというか「糸電話」的な細い線で繋がってる感じがして、もちろん何の繋がりも無いよりはマシかもしれないけどこれまでの「太い」立体的な繋がりに比べると頼りないというか、なにか今一つ足りない感じがする。なにか「点」で繋がってるみたいな。糸電話の糸と運動会の綱引きで使う綱ぐらいの、断面?の面積が違う感じ。
なにか繋がってるだけで知ったような気になっているみたいな。



アタシの中の人間同士のつながりってもっと面でのつながりというか、面だけじゃなくてもっと色々な「太さ」みたいなのがあるように思っている。


新しい生活様式ってこれからずっとなのかわからないけど、なにか知らない人同士が集まるような場で、知らない隣の人とコソッと話すようなことも離れていたらなかなか出来ないと思うから・・・人と人との距離を縮めるのも大変かもなぁ。



で、現実の距離=人間関係の距離だと思って失敗する人も増えそう。
(以前から言ってる、男女の関係で「自分の部屋に入れる」っていうことに関してのアタシの感覚と今時の感覚の違いみたいなことです。)