言葉に対する感覚

以前にも似たようなことを書いてるはずですが・・・。(内容はちょっと違うはず。)

【私を「奥さん」と呼ばないで──呼称ハラスメント再考】


あの・・・言葉って難しいなぁと思います。「奥さん」と呼ばれたくないって気持ちは理解出来ないわけじゃないのですが、書いてる人は苗字(姓)で呼んで欲しいって希望があるわけですよね。
アタシ、あまり人の名前を覚えるのが得意ではないんです。(顔を覚えるのもすごく苦手。)

こういう「姓」で呼んで欲しいって希望のある人は(たぶん)自分の姓を間違って呼ばれたら、メチャクチャ怒りそうじゃありませんか。
コレ読んでて「フツーは聞いた名前、そんなに間違えないだろ」って思う人がいると思いますが、アタシはダメなんです。例えば・・・「村松」と「松村」とか「えり」と「りえ」とか、ホントーに「よくわからなく」なっちゃうんです。
だから「奥さん」とか、メチャクチャ便利な言葉だと思ってるわけです。


一方、日本語の感覚としてほぼ知らん人から「あなた」とか呼ばれたら「気持ち悪い」とか思っちゃう。イヤ、言い過ぎかもしれないけど「変わった人だなぁ~」って思っちゃう。
まぁ、感覚だから「慣れ」ってのはあると思うので、「『あなた』と呼ばないと罰金10万円」みたいな法律が出来て、誰も「奥さん」とか呼ばなくなったらアタシも「あなた」に違和感がなくなってるのかも。


今のアタシが「キチンと姓で呼んでくれ」と言われたとしたら・・・メチャクチャストレスで、単純にストレス感じているぐらいじゃ「ハラスメント」とは言わないのかもしれないけど・・・この方の書いてるのが「呼称ハラスメント」だとしたらアタシにとっては「逆呼称ハラスメント」ぐらいに感じる。


まぁなんでもそうだけど・・・感覚っていうのは人それぞれだなぁ。