メダルかじり「事件」

メディアで取り上げられていますが、アタシはコレ、最初はあまり興味がなかったので「どういうこと?」ぐらいに思ってました。
(なんというか、結果にはあまり興味がなく、もちろんメダルとるとか上位に入るとかはすごいことだと思いますが、競技やってる「その時」に興味がある。)


で、コレ、オリンピックの金メダルだからその人の「努力の結果」とかいう話しが出てくるのだと思いますが、アタシからすると努力云々とは別次元の話じゃないかと思うのです。
(決して「オリンピックでメダルとるぐらいの努力なんて」とかいう意味ではないです、念の為)



コレ、金メダルとか、そういう「モノ」に重点が置かれるハナシじゃなくて「気持ち」のことを言ってるんだと思う。
確かに金メダルは努力の末の話だと思うけど、これが仮に初めて母の日のプレゼントとして子どもからもらった100均で買ったコーヒーカップとか、初めての給料でプレゼントしてくれたハンカチとか、そういうモノについてもいえることなんじゃないかと思う。プレゼントもらうのに努力はたぶんしてないと思う。
だけど、ソレはもらった人にとっては代えのきかないもので、100均で売ってるコーヒーカップなんて世の中に数えきれないほどあると思うけど、やっぱりその1個は特別なもの。


要するに、持ち主にとってどれだけ大事なものかっていうのがわからない人が世の中にはいるってこと。


コーヒーカップやハンカチは、ハッキリ言って持ち主がどれだけ大事にしているものかっていうのが解り難いと思うけど、それが殊「金メダル」なら解説必要なく大事なものだっていうのはわかると思うんだけど・・・まぁ世の中にはわからない人もいるってことなのかな。


っていうか、そういう人達には大事にしているものってないのかなって思ってしまいます。
自分が大事にしているものに対しての行為について寛容な人達なのかも。
(例えば知らないうちに誰かに触られて壊されたりしても「まぁそういうこともあるよねぇ~」ぐらいで許してくれる出来た人なのかも。)